マッチスリー
- 公開日: 2025/02/24
- 更新日: 2025/02/24
このゲームにおけるマッチスリーパズルのルール、攻略法について説明する。なお、コマやオブジェクトの名称は特にゲーム中で説明されていないようなのでこちらで適当に命名したものである。
基本
基本的には下図のように、盤上に様々な色のコマやギミックオブジェクトがちりばめられている。プレイヤーは隣接するコマ同士を入れ替えて、縦又は横に同じ色のコマが3つ以上並ぶようにする(そうならないようなコマの入れ替えはできない)。同じ色のコマが3つ以上並ぶとそのコマは消える。盤面には重力が働いており、消えたコマがあったマスには上から駒が移動する。最上段の天井に面したマスが空白となると、画面外からコマが補充される。
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画面左上には残りターン数と、達成目標が表示されている。この例であれば、「34ターン以内に青のコマを100個、黄色のコマを70個消す」ことがゲームのクリア条件となる。
コマ
通常コマ
コマは青(紙コップ)・赤(メモ帳)・紫(紙バッグ)・緑(葉っぱ)・黄(ドーナツ)・銀(鍵・コイン)の6色7種類。なぜか銀のコマのみ2パターンあるが、両方のコマが同じステージに登場することはない。
縞入りコマ
上記のコマに縦又は横の縞が追加されたもの。このコマを消すと、コマと同じ列にある他のコマを消すことができるす。エフェクトとしては、コマの両側から盤面の端まで順番に消えるエフェクトとなる。
また、縞入りコマ同士が隣り合っている場合、この2つのコマを重ね合わせるよう移動させると、縦横それぞれ1列分、他のコマを消すことができる。この場合はコマの色が違っていてもよく、また、縦縞同士、横縞同士でも効果は変わらない。
同色のコマを4つ並べると生成できる。生成される場所は4並びを成立させるよう移動させたコマの位置である。縦4並びなら横縞コマが、横4並びなら縦縞コマが生成される。
フラスコ
このコマを消す際に、周囲8マスのコマを2回消すことができる。つまり、まず周囲8マスのコマを消す。この時点ではフラスコは消えず、重力に従って落下する。ついでもう一回周囲8マスのコマを消してその際にフラスコ自身も消える、というエフェクトになる。
縞入りコマとフラスコを重ね合わせることも可能であり(色違い可)。その場合は重ね合わせた位置及びその上下左右隣の3列分、他のコマを消すことができる。つまり、幅3マスの十字状にコマを消せる。フラスコ同士を入れ替える場合は、入れ替えた位置を中心に縦5x横6(フラスコ同士が横並びの場合)、又は縦6x横5(フラスコ同士が縦並びの場合)の領域を2回にわたって消すことができる。
同色のコマをL字、十字、又はT字状に同時に2組作ることで生成される。生成位置は縞入りコマと同様、移動させたコマの位置である(連鎖反応で生成された場合はランダム)。4コマ並びと同時に成立した場合はこちらが優先される。つまり、縞入りコマは生成されない。
ハンドスピナー
このコマを消すと、スピナーが3つに分裂して飛び出し、コマを3つ消す。消すコマは鎖・箱などが優先されるようだが法則はよくわからない。縞入りコマやフラスコと違って生成することはないが、ステージによっては自動補充される。
縞入りコマとハンドスピナーを重ねると、分裂したスピナーがコマを消す際に縞入りコマの効果が追加される(縦に消えるか横に消えるかはランダム)。フラスコとハンドスピナーを重ねると、分裂したスピナーがコマを消す際に周囲8マスのコマも一緒に消す。ハンドスピナー同士を重ねるとスピナーは9つに分裂する。
還元剤
このコマと隣のコマを入れ替えると、盤面上にある同色のコマすべてを消す。還元剤と縞入りコマやハンドスピナーと重ねると、同色のコマをすべて縞入りコマ(縦縞か横縞かはコマごとにランダム)・ハンドスピナーに変えたうえで発火させる。還元剤とフラスコを入れ替える場合も、同色のコマをすべてフラスコに変えた上で発火させるが、周囲8マスを消すのはコマごとに1回ずつである。特に、還元剤と縞入りコマを入れ替える場合は、一気に多数のコマを消すことができ、クリアに向けての大きな前進となる。還元剤同士を重ね合わせると、盤面上の全てのコマを消すことができる。還元剤同士が隣合うシチュエーションはめったに起こらないが。
還元剤は、同じ色のコマを5つ以上並べることで生成される。生成位置は縞入りコマなどと同様である。フラスコの生成条件を同時に満たした場合は、還元剤の生成が優先されフラスコは生成されない。
ギミックオブジェクト
土壁
マスに設定された、クリーム色の壁。模様付きの壁もある。そのマスでコマを消す際に、模様付きの壁は模様無しの壁に、模様無しの壁は破壊される。このマスが登場するステージは、すべての土壁を消すことが目的となる。
絨毯
マスに敷かれた絨毯。この絨毯を含むようにコマを消すと、消したコマのあるマスにも絨毯が敷かれる。月例イベントの現場のみに登場する。このギミックがあるステージは、全てのマスを絨毯で埋めることが目的となる。
木箱
マスに固定された木箱。重力によって自然落下することはない。シールの有無により5段階のレベルがあり、シール無し→虎縞テープ1本→同2本→同3本→テープ3本に天地無用シールの順にレベルが上がっていく。木箱の隣でコマを3つ並べる、縞入りコマやフラスコの発火範囲に木箱が含まれる、スピナーが木箱をターゲットとする、或いは還元剤で木箱の隣のコマを消した場合に、木箱のレベルが1段階下がる。シール無しの木箱については、木箱自体が消える。
鎖付コマ
鎖が付いたコマ。通常コマ以外にも付く。鎖の数は1本又は2本。鎖のついたコマはプレイヤーによって動かすことはできず、また重力によって落下することもない。このコマを含めてコマを3つ並べる、縞入りコマやフラスコの発火範囲にこのコマが含まれる、スピナーがこのコマをターゲットとする、或いは還元剤でこの色のコマをターゲットとした場合に、鎖が一本外れる。
氷結コマ
氷結したコマ。氷結の度合いは3段階。鎖付コマと同様通常コマ以外にも付く。プレイヤーによって動かすことはできないが、重力により自然落下するという点で鎖付コマとは異なる。氷結の度合いを減らす方法は鎖付コマと同じ。氷結した上に鎖が付くパターンもあるが、その場合は鎖が優先して解除される。
チョコレートスティック
縦複数マスに渡って配置されたオブジェクト。月例イベントの現場のみに登場する。箱と同様、このオブジェクトの隣でコマを消すなどすると、下から1マス分だけ食べられて消えていく。残り2マスの時は、2マス丸ごと消える。
金庫
カウンターの数字が入った金庫。この金庫の隣でコマを3つ並べる、縞入りコマやフラスコの発火範囲に金庫が含まれる、スピナーが金庫をターゲットとする、或いは還元剤で金庫の隣のコマを消した場合に、金庫のカウンターの数字が1つ減る。カウンターが1の時は金庫自体が消える。なお、各金庫のカウントダウンは1ターンにつき1しか減らない。つまり、金庫の両隣りでコマを消した場合もカウントダウンは1である。
このオブジェクトが登場するステージは、基本的にすべての金庫を消すことが目的となる。
スタンガン
このスタンガンの隣でスタンガンと同色のコマを3つ並べる、縞入りコマやフラスコの発火範囲にスタンガンが含まれる場合に、スタンガンの先端から放電が起こり、そこから先1列分のコマを消す。放電先に他のスタンガンがある場合は連鎖的に放電される。スタンガンの向きは1ターンごとに反時計回りに変化する。マスに固定されており、重力の影響を受けない。
バリア
隣接するマスの間に配置された紅白縞の壁。バリアを超えてコマが移動することを阻止する。上下に隣接するマスの間に配置されたバリアは、天井と同様コマの補充元となる。
ロープ
バリアと同様隣接するマスの間に渡され、コマはロープを超えることはできない。バリアと違ってコマの補充元とはならず、また、縞入りコマやフラスコの発火で破壊可能である。
ワープゾーン
ワープゾーンの入口(マスの下部にある青い渦)と出口(マスの上部にある緑の渦)はつながっており、出口のコマが消えたり重力で移動して空きができると、入口にあるコマが出口に移動するようになっいてる。
クリップボードとゴール
クリップボードは通常コマと同様入れ替えが可能である。クリップボードのあるステージは、盤面の最下段に少なくとも1つのゴール(マスの下部にある紫色の渦)が設定されており、クリップボードをゴールに導くことが目的となる。なお、クリップボードが鎖付または氷結していた場合はゴール扱いとはならず、その場で鎖や氷結を解除する必要がある。氷結や鎖のないクリップボードがゴールに到達するとゴールを抜けてどこかに消える。
コンベア
プレイヤーのターンが終わるたびにその上にあるコマを下流に移動させるオブジェクト。盤外につながっていることもあるが、その場合、盤外に出たコマは上流が盤外となっている別のコンベア上に移動する。盤外につながっているコンベアが2組以上ある場合、盤外に出たコマがどのコンベア上に移動するかはプレイするまでわからない。コンベアの経路中にバリアがある場合、例外的にコマはコンベアの動作によりバリアを超えることができる。
コンベアの作動方向はコンベアの">"の向きから判別できる。画像の例であれば、左側が上流、下が下流となる。
煙幕とジェネレータ
紫色の煙幕。プレイヤーのターンが終わるたびに隣接するマスを1マス侵食する。煙幕が複数ある場合は、ランダムに選ばれた煙幕のみが侵食の対象となる。煙幕に覆われたマスにコマを移動させることはできない。なお、箱、鎖、氷結したマスには煙幕は侵食しない。煙幕を消す方法は木箱などと同じである。また、煙幕を消したターンの次は煙幕が増殖しないようになっている。
煙幕を生成するジェネレータ(ねずみ花火のような導火線のついたデバイス)が配置されているステージもある。このジェネレータのあるマスの隣でコマを何回か消すと、ジェネレータの隣に煙幕が出現する。ジェネレータの無いステージですべての煙幕を消すと、それ以上煙幕は発生しない。
封筒
コマが収納された封筒。金庫と同じ要領で封筒を1段階ずつ開くことができる。封筒は閉じた状態→1か所開いた状態→2か所開いた状態→完全に開いた状態と変化し、完全に開くとコマを放出し、ランダムで選ばれた通常コマと入れ替える。1度に放出されるコマの数は1つとは限らず、ステージによっては10個以上のコマが放出されることもある。コマを放出し終わると、封筒は閉じた状態に戻る。
妨害コマ
バッジ及び鍵
バッジは入替可能なコマであるが、バッジを3つ並べても消すことはできない。バッジは木箱と同様の方法で消すことができる。バッジが氷結している場合も同様の方法で1段階氷結を解除することができる。バッジに鎖が付いている場合は多少厄介で、縞入りコマやフラスコの発火、或いは還元剤をバッジと入れ替えることのみで鎖を外すことができる。鍵も同様の機能であるが、月例イベントの現場のみに登場する。もの探しパズルと同様、鍵は一定数集めてアイテムの詰まったケースを開けるために使用される。
バッジや鍵の厄介な点として、縞入りコマの発火を止めてしまうというものがある。つまり、横縞入りコマをバッジの右側で発火させた場合、横縞入りコマに直近のバッジは消すことができるが、その左側にあるコマは消えない。バッジが氷結している場合も同様で、バッジ自身の氷結は一段階解除されるが、そこで縞入りコマの効果は終わってしまう。縞入りコマをフラスコ、スピナー、還元剤と組み合わせた場合も同様である。
時限爆弾
時限爆弾はカウンターの数字が付与されており、この数字はプレイヤーのターンが終わるたびにカウントダウンしていく。そして、この数字が0になるとパズルは強制終了となる。強制終了になる前にアイテムを使うことが可能であり、使うことでゲームオーバーを回避可能。
風船爆弾
風船爆弾は、氷結や鎖が無い限りプレイヤーのターンが終わるたびに上のコマと入れ替わって上昇していく。風船爆弾が登場するステージは、盤面の最上段の全てのマスに下向きのスパイクが付与されており、このマスに風船爆弾が入り、そのターンで風船爆弾を消すか下に落とすかしないとそのターン終了後に破裂してゲームオーバーとなる。時限爆弾と同様、破裂する前に回避アイテムを使用することが可能である。なお、両爆弾共にアイテムが無い場合はドルを消費してアイテムを1つ購入することになる。
クーラー
クーラーは時限爆弾同様、プレイヤーのターンが終わるたびにカウントダウンし、0になると周囲8マスのコマを第1段階の氷結にする(既に氷結している場合は氷結レベルを上げる)。クーラー自体も第1段階の氷結が付与された通常コマに変化する。月例イベントの現場のみに登場する。
パズルクリアのコツ
もの探しパズルと異なり、ランダム要素が大きいパズルであり、はっきり言ってしまえば運ゲーである。プレイヤーは確実にクリアできないまでも、勝率を上げるべく下記の方針でプレイするのがよさそうだ。
縞入りコマ、フラスコ、還元剤を生成できるようにコマを動かす
なるべく連鎖を起こすようにコマを動かす(例えば、盤面の下側のコマを動かすようにする、等)
特にパズル終盤は、上記のルールに従わず、クリア条件を満たすことを優先する(還元剤が作れる場合であっても土壁の破壊を優先する、など)
シナリオ進行上などの理由で失敗したくない状況の時は容赦なくサポートアイテムを使用する