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システムズフォーミュレート BUBCOM80(1981)

ハードウェア概要

システムズフォーミュレート社は東洋工業(現在のマツダ)や富士通の技術者だった渡辺昭雄氏が1978年に独立して作った会社である。渡辺氏は東洋工業で王シフト1の為のデータ解析を行った人物とのことである2。開業当初はコモドールのPET-2001の輸入販売や改造を行っていた3が、1981年にZ80ベースのパソコンであるBUBCOM80を発売した。

1

巨人の強打者、王選手の打球方向をコンピュータで解析することで考案された、極端にライト・一塁方向に寄った守備隊形

2

探検コム「情報化社会の誕生/日本のIT革命を準備した男」

3

Apple/Macテクノロジー研究所「コモドール PETとシステムズフォーミュレート(SFC)社の記憶」

BUBCOM80はその名前の通り富士通のバブルメモリ4を採用したパソコンであり、製造を富士通に委託したせいかそのデザインは後に富士通から発売されるFM-8によく似ている。販売開始当初はそれなりに売れていたようだが、FM-8やPC-8801等の後発機に追い上げられ、1983年にシステムズフォーミュレート社は倒産してしまう。

4

カセット式の磁気補助記憶装置

コントローラ端子の特徴

本機の手前側(キーボードの下)にはコントローラ端子が2つ設けられている。パピコニアンの倉庫 ― 整頓中の「BUBCOM80の解析」に記載のキーボード基板の写真から判断すると、本機はキースキャンにコントローラ信号入力を含める構成となっており、その回路図は以下の通りである(本当はダイオードも入っているが省略)。

/static/images/atari/bubcom80_kb.png

ピンアウトは以下の通りで、5入力のみという最も単純なものとなっている。ピン1〜4、6はキースキャン信号であり端子1、2合わせていずれか一つのみがL出力となり、残りのピンは全てH出力となるよう制御される(全てのピンがH出力となる場合もある)。そして、L出力となっているピンとピン8との短絡を、プルアップされたピン8で検出するという仕組みである。つまり、電流の流れる方向が他の機種とは逆になる。そのため、内部にダイオードなどを入れたコントローラだと動作しない可能性がある。

pin#

Function

1

Scan

2

Scan

3

Scan

4

Scan

5

NC

6

Scan

7

NC

8

Read

9

NC


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