RIVEN -Sequal to MYST
- 公開日: 2000/02/06
TM & (C) Cyan Inc., Broderbund Software
概要
サブタイトルからも分かるように、あの「ミスト」の続編。 前作以上にパワーアップされたグラフィックと随所に散りばめられたQuickTimeムービーは圧巻。
ストーリー
あなたはミストの設計者、アトラスにあることを頼まれる。 すなわち、「リヴン」の世界に囚われの身になっている彼の妻、キャサリンを救出して欲しいというのだ。 あなたは彼の願いを聞き入れ、単身リヴンの世界に旅立っていく……
レビュー
このリヴン、雑誌等のレビューでは評価が真っ二つに分かれたゲームである。 アメリカのゲーム専門紙、「PC GAMER」や「Computer Gaming World」なんかではケチョンケチョンのクソゲー扱いだった。 曰く「ミストファン以外には勧めかねる」「Sucker」「非論理的な謎」「単なる紙芝居」「空っぽ」などなど… 一方、日本の一般PC誌などでは比較的好意的な評価が多かったように思う。 また、Web上のリヴンのBBSなどでも「エンディングはイマイチだけど全体的にはいいゲーム」 という評価が目立っていた。
実のところ、当初このゲームをやるつもりはなかった。 「なんてったってあのミストの続編だしなー」というのが理由だった。 しかし、師(いるんかいな)の台詞が頭を過る「ゲーマーたるもの、プレーせずして貶す事勿れ」。 そして(特にWeb上で)「結構面白い」という評判を聞き、プレーしようと思い立った次第である。 (※実のところまだこのゲームを始めたばかりなので、以下の文章は「パッと見の感想」です。 ご容赦くださいませ))
まずオープニング。 QuickTimeムービーに圧倒される。 ここまで動画技術が進歩しているとは思いもよらなかった。 このムービーは一見の価値あり。
つづいてゲームが始まる。 (しばらくプレーした後)「結構面白いんじゃない? これ」。 ミストに比べるとグラフィックが「わかりやすく」なり、マンホール的な、「適当にクリックして反応を見る」という楽しさが格段に向上している。 グラフィックと所々に挿入されたムービーは言わずもがな。