アナログ入力検出
- 公開日: 2020/07/18
- 更新日: 2020/07/19
ATARI2600などに実装されているアナログ入力の多くは、ワンショットタイマ回路を利用したものである。原理はマルツオンラインのNE555の説明ページを見てもらえれば分かると思うが、このタイマ回路に電源を介して抵抗を接続してトリガ入力を送ると、抵抗の大きさに比例した時間分Hレベルの信号が出力される、というものである。
コントローラ側では電源入力とアナログ入力端子との間に、コントローラのパドルやアナログスティックと連動する可変抵抗を設ける。一方ゲーム機やPC側では、タイマ回路にトリガ入力を送った後、周期的にタイマ回路の出力をチェックすることでHレベルが継続した時間を計測し、可変抵抗の抵抗値を得る。