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キーマトリクス

PCやゲーム機によっては、機器側から信号出力を行うことができるものがある。この信号出力ピンを使ってキーマトリクス1を構成することにより、信号ピンより多くのスイッチのオン・オフを検出することができる。例えば、信号出力ピン、入力ピンがそれぞれ3本であれば下図のようなキーマトリクスを構成することができる。

/static/images/atari/keymatrix.png

信号出力ピンO1をLレベル、O2、O3をHレベルに設定すると、信号入力ピンI1〜I3からの電流は出力ピンO1以外には向かわない。そのため、この状態では信号入力ピンI1、I2、I3はそれぞれスイッチSW1、SW2、SW3のオン・オフを検出する。それ以外のスイッチSW4〜SW9を開閉しても信号入力ピンの信号レベルは変化しない。SW4〜SW6を検出したい時は出力ピンO2をLレベル、それ以外をHレベルに設定する。同様に、SW7〜SW9を検出したい時は出力ピンO3のみをLレベルにする。

このように、キーマトリクスを使うことにより入力ピン数×出力ピン数のスイッチの状態を検出することが可能となる。

応用として、ラインデコーダIC2を用いることで、検出可能なスイッチの数を入力ピン数×2^出力ピン数まで増やすことができる。上図の例であれば検出可能なスイッチの数は24となる。

1

その名の通り、キーボードのキー入力を検出する際にも使われる技術である

2

nビットの入力に応じて、2^n本の出力ピンのいずれか1本をLレベル、他の出力ピンをHレベルにするIC


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