ATARI XG-1/G1(光線銃)
- 公開日: 2022/12/05
- 更新日: 2022/12/05
ATARI社による光線銃。ATARI XEGSというアタリ8ビットPCベースの家庭用ゲーム機用として1987年に発売されたもの。Atari 8-Bit Computers: Frequently Asked Questionsによれば、XEGSに同梱された他、ATARI XL及びXE[1]用ゲームであるBug Huntに同梱された。
また、ATARI 7800用のBug Huntにも同一仕様の光線銃が同梱されたがこちらは名称がG1に改められている。
英語版Wikipediaによれば、XEGSに7タイトル、7800に4タイトル、2600に1タイトルの対応ゲームが提供されていたようだ。
その仕様については、Martin Korsh氏のサイトに記載されている。上記サイトによればピンアウトは以下の通り。
pin # |
Function |
---|---|
1 |
TRIGER |
2 |
NA |
3 |
NA |
4 |
NA |
5 |
NA |
6 |
Light Detect |
7 |
NCC |
8 |
GND / COMMON |
9 |
NA |
ピン1のトリガは、通常のジョイスティック等とは逆に、トリガが押されたときにHとなる回路である。一方ピン6は受光時にLになる回路である。ATARIの8ビットPCは6ピンをライトペン入力としても使用可能であり、光線銃が示す座標を検出可能である。ATARI2600や7800では的に当たったかどうかの判定のみ可能となると思われる。
ピン6がライトペン入力となっている機種は他にCommodoreのVIC-20、C64、AMIGAがあり、これらの機種でも本製品はそのまま使用可能であると思われる。