番号付きリスト
- 公開日: 2019/10/26
- 更新日: 2019/10/26
番号付きリスト(Enumerated Lists)はHTMLのOL要素に相当するもので、以下のいずれかの形式で記述します。
"並び文字"の後にピリオドと空白を入れてリストアイテムを記述する
"並び文字"を丸括弧で囲み、その後に空白を入れてリストアイテムを記述する
"並び文字"の後に右丸括弧と空白を入れてリストアイテムを記述する
"並び文字"は以下のいずれかを指します。
アラビア数字(1, 2, 3…)
ラテンアルファベット大文字(A, B, C…Z)
ラテンアルファベット小文字(a, b, c…z)
ローマ数字大文字(I, II, III…MMMMCMXCIX (4999))
ローマ数字小文字(i, ii, iii…mmmmcmxcix (4999))
各リストの並び文字は連番でなければなりません。リストブロック内での最初の並び文字は1番目のものでなくても構いませんが、以下の制限があります。
ラテンアルファベットを並び文字列にした場合は、i/Iを最初の文字列とすることはできません(ローマ数字の1と区別できないため)
ローマ数字を並び文字列にした場合は、最初の並び文字はi/I(1)か、二文字以上で表記されるローマ数字でなければいけません。つまり、v/V(5)、x/X(10)、l/L(50)、c/C(100)、d/D(500)、m/M(1000)からリストを開始することはできません。
リストブロックを入れ子にする場合は、子ブロックを親ブロックのリストアイテムの先頭まで字下げします(つまり、親要素が "1. "で始まるなら3文字字下げする必要があります)。それ以外の文字数の字下げは「引用ブロック(BLOCKQUOTE要素)の中に入ったリストブロックであるとみなされます。
加えて、空白の行を前後に挟む必要があります。つまり:
1. あああ a. AAA b. BBB 2. いいい
はダメで、:
1. あああ a. AAA b. BBB 2. いいい
はOKということです。
docutilsのHTML4.0変換では、リストブロックのOL要素には以下のclass属性が付きます。
アラビア数字→"arabic"
ラテンアルファベット大文字→"upperalpha"
ラテンアルファベット小文字→"loweralpha"
ローマ数字大文字→"upperroman"
ローマ数字小文字→"lowerroman"
従って、以下のようなスタイルシートで設定すると良いでしょう。:
ol.arabic{ list-style-type: decimal; } ol.upperalpha{ list-style-type: upper-latin; } ol.loweralpha{ list-style-type: lower-latin; } ol.upperroman{ list-style-type: upper-roman; } ol.lowerroman{ list-style-type: lower-roman; }