misc. > アタリ仕様ジョイスティック研究 > コントローラ側の仕様 > ATARI VCS/2600 Driving Controller

ATARI VCS/2600 Driving Controller

レーシングゲームの為のコントローラ。コントローラの見た目はパドルと全く同じである。違いはコントローラに貼ってあるステッカーと、1端子当たりのコントローラ数である(パドルが1端子当たり2コントローラなのに対してこちらは1端子当たり1コントローラ)。また、ホイールの回転可能な範囲が決まっているパドルとは異なり、こちらはホイールを無制限に回転させることができる。

回路図[1]及びピンアウトは以下の通り。ホイールの検出単位は1/16周、つまり22.5度である。

/static/images/atari/2600steering.png

pin#

function

1

ROTARY ENCODER 1

2

ROTARY ENCODER 2

6

BUTTON

8

COMMON

このコントローラの特徴は、検出ピン4つのロータリーエンコーダを2つ使うことで、本体側はピン1、2のみで角度を検出できるようにしたことである[2]。ピン1、2がプルアップされている機器では、各ピンの状態とホイール位置の関係は以下の通りとなる。

POSITION

pin1

pin2

1, 5, 9, 13

H

H

2, 6, 10, 14

L

H

3, 7, 11, 15

L

L

4, 8, 12, 16

H

L


コメント(0)


Note

本サイトのハイパーリンクの一部は、オリジナルのサイトが閉鎖してしまったため"Internet archive Wayback Machine"へのリンクとなっています。そのようなリンクにはアイコン[archive]を付与しています。

本サイトはCookieを使用しています。本サイトにおけるCookieは以下の三種類のみであり、Cookieの内容に基づいてサイトの表示を変更する以外の用途には用いておりません。