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セガ Master System スポーツパッド

マスターシステム用のトラックボール。国内ではスポーツパッドサッカーの付属品であり単品販売はされていないが、北米では単品発売もあった 。北米版は国内版と比べて一回り大きく、ボタンは連射可能且つジョイスティックモード[1]への切り替えスイッチもある。セガ公式の開発ドキュメントによればピンアウトは以下の通り。

pin #

Function

1

DATA BIT 0/4

2

DATA BIT 1/5

3

DATA BIT 2/6

4

DATA BIT 3/7

5

VCC

6

LEFT TRIGGER

7

STROBE (Output)

8

GND / COMMON

9

RIGHT TRIGGER

コンセプトはMSXマウスと似ている。読み取り方法は以下の通り。

  1. STROBEにHレベルを出力

  2. STROBEにLレベルを出力

  3. 80マイクロ秒待機

  4. ピン1〜4から、データビット4〜7を読み取り[2]

  5. STROBEにHレベルを出力

  6. 40マイクロ秒待機

  7. ピン1〜4から、データビット0〜3を読み取り

  8. STROBEにLレベルを出力

  9. 40マイクロ秒待機

  10. ピン1〜4から、データビット4〜7を読み取り

  11. STROBEにHレベルを出力

  12. 40マイクロ秒待機

  13. ピン1〜4から、データビット0〜3を読み取り

ステップ4、7で読み取った8ビットのデータがX座標、ステップ10、13で読み取った8ビットのデータがY座標の移動量を示す。移動量は右、上回転で正の値、左、下回転で負の値となる[3]


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Note

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