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シャープ X1(1982)

ハードウェア概要

1982年にシャープから発売されたZ80ベースのパソコンである。テレビ事業部によって開発されたパソコンであり、スーパーインポーズ機能を標準で備えているなどAV機能に優れていた。この価格帯のパソコンとしては珍しくPCG機能1を備えていたり、320x200,8色の画面を2画面取れたりとゲームに適していた。

特に1984年に電波新聞社によって移植されたゼビウスは、当時としては非常に高質な移植であり、X1シリーズの販売台数を押し上げる原動力となったといわれている。

1

文字フォントを任意のパターンに差し替えることで、(実際にはテキストしか表示していないにも関わらず)ある程度高画質なグラフィックを表示可能な技術。画面の書き換えは小容量のテキストVRAMの書き換えで済むため、パターンを高速に動かすことが可能である。特にX1では1文字当たり8色のパターンが使えた。

コントローラ端子の特徴

本機はコントローラ端子を2つもっている。ピンアウトは以下の通りである。

pin#

Function

1

Digital in / Digital out

2

Digital in / Digital out

3

Digital in / Digital out

4

Digital in / Digital out

5

Digital in / Digital out

6

Digital in / Digital out

7

Digital in / Digital out

8

GND

9

Digital in / Digital out

ピン8以外の全てが信号入力・出力両対応だが、入力/出力の切り替えは端子単位である。つまり、ピン8を除く全てのピンが入力であるか、全てのピンが出力であるかの二択である。

ハードウェア実装

本機のジョイスティック端子は、PSGコントローラであるAY-3-8910のI/Oポートを利用して実装されている。AY-3-8910のI/Oポートの制御方法は「PSG音源の利用」を参照のこと。本機においては、X1センターに掲載されている図面にあるように、I/OボートAをコントローラ端子1に、ポートBをコントローラ端子にそのまま接続している。I/Oポートと端子のピンとの対応は以下のとおりである。

I/O port

PA7/PB7

PA6/PB6

PA5/PB5

PA4/PB4

PA3/PB3

PA2/PB2

PA1/PB1

PA0/PB0

pin#

9

7

6

5

4

3

2

1

X1センターに記載のI/Oマップによれば、PSGを制御するためのI/Oポートアドレスは以下のとおりである。

  • $1B**(R/W): AY-3-8910データ入出力

  • $1C**(R/W): AY-3-8910のレジスタ


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