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セガ Mark III パドルコントロール

セガマークIII用の2ボタンパドル(ただし2つのボタンは等価)で型番はHPD-200[1]。販売は国内のみ。SMS Power!のドキュメントによれば、ピンアウトは以下の通り。

pin #

Function

1

DATA BIT 0/4

2

DATA BIT 1/5

3

DATA BIT 2/6

4

DATA BIT 3/7

5

VCC

6

BUTTON

7

NC

8

GND / COMMON

9

CLOCK

スポーツパッド(トラックボール)とよく似ているが、こちらは信号出力端子のないMark III対応ということで、ピン9をクロック入力としている。つまり、ピン9がHレベルのときはピン1〜4はデータビット4〜7であり、ピン9がLレベルのときはデータビット0〜3である。パドルホイールの検出手順は以下の通り。

  1. ピン9を読み取り

  2. ピン1〜4を読み取り[2]

  3. ピン9が1.で読み取った値から変わるまで周期的にピン9を読み取り

  4. ピン1〜4を読み取り

  5. 2.と5.で読み取った値を8ビット整数に合成する。これがホイールの傾きレベルとなる[3]

  6. ピン9が3.で読み取った値から変わるまで周期的にピン9を読み取り

  7. 2.に戻る


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