セガ Mark III パドルコントロール
- 公開日: 2020/07/25
- 更新日: 2021/07/11
セガマークIII用の2ボタンパドル(ただし2つのボタンは等価)で型番はHPD-200[1]。販売は国内のみ。SMS Power!のドキュメントによれば、ピンアウトは以下の通り。
pin # |
Function |
---|---|
1 |
DATA BIT 0/4 |
2 |
DATA BIT 1/5 |
3 |
DATA BIT 2/6 |
4 |
DATA BIT 3/7 |
5 |
VCC |
6 |
BUTTON |
7 |
NC |
8 |
GND / COMMON |
9 |
CLOCK |
スポーツパッド(トラックボール)とよく似ているが、こちらは信号出力端子のないMark III対応ということで、ピン9をクロック入力としている。つまり、ピン9がHレベルのときはピン1〜4はデータビット4〜7であり、ピン9がLレベルのときはデータビット0〜3である。パドルホイールの検出手順は以下の通り。
ピン9を読み取り
ピン1〜4を読み取り[2]
ピン9が1.で読み取った値から変わるまで周期的にピン9を読み取り
ピン1〜4を読み取り
2.と5.で読み取った値を8ビット整数に合成する。これがホイールの傾きレベルとなる[3]
ピン9が3.で読み取った値から変わるまで周期的にピン9を読み取り
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データビットはHレベル=1、Lレベル=0
ホイールを最大限反時計回りに回した状態が0、最大限時計回りに回した状態が255