misc. > アタリ仕様ジョイスティック研究 > アタリ仕様ではないもの > Zircon International Channel F System II(1977)

Zircon International Channel F System II(1977)

ハードウェア概要

Fairchild Camera and Instrument社によるChannel FはATARI VSCよりも1年早い1976年11月に登場した、世界初のROMカートリッジ交換型の家庭用ゲーム機器である(2023/2/14追記: ここ間違い。世界初のカートリッジ交換型家庭用ゲーム機は1972年に登場したMagnavox社のOdyssey)。本機のコントローラは本体直付であるが、翌年発売されたマイナーチェンジ版のSystem IIよりコントローラが外付けとなった[1]。Zircon社が販売したものの他に、様々な会社からライセンス生産品が販売されていた。

コントローラ及び端子の特徴

本機のコントローラ端子はアタリ仕様と同じDサブDE-9だが、ピン配置はやや異なる。本体添付のコントローラは棒状の本体の一端にノブが一つついただけのものである。このノブは上下左右に倒すことも、回転させることも、押しこむことも、引っ張ることも可能であり、ノブのみでスティックとパドルとボタンを兼用している。

VES Wikiに記載のピンアウト説明によれば、本機のピンアウトは以下の通り。また、AtariAgeに記載の回路図によれば全てデジタル入力端子である。9ピンがグランドなので、TownsパッドMartyパッドは一応使用可能である。

pin#

Function

1

Digital in (Counter Clockwise)

2

Digital in (Clockwise)

3

Digital in (Pull Up)

4

Digital in (Push Up)

5

Digital in (Right)

6

Digital in (Forward)

7

Digital in (Back)

8

Digital in (Left)

9

GND


コメント(0)


Note

本サイトのハイパーリンクの一部は、オリジナルのサイトが閉鎖してしまったため"Internet archive Wayback Machine"へのリンクとなっています。そのようなリンクにはアイコン[archive]を付与しています。

本サイトはCookieを使用しています。本サイトにおけるCookieは以下の三種類のみであり、Cookieの内容に基づいてサイトの表示を変更する以外の用途には用いておりません。