ハードウェア概要
PC-8001mkIIは1979年に発売された日本最初期のパソコン、PC-8001の後継機である。PC-8001に比べてグラフィック回りが強化されている。本機の後継機として、PC-8001mkIISRが1985年に登場している。PC-8801mkIIは1981年に登場したビジネス向け8ビットパソコンのPC-8801の後継機である。
コントローラ端子の特徴
両機のコントローラ端子はアタリ仕様と同じDサブDE-9だが、ピン配置は全く異なる。また、この端子は両機の後継機であるPC-8001mkIISRやPC-8801mkIISRには採用されていない。復刻・懐古庵の『両mkIIを比較する』によればピンアウト及びI/Oアドレスは以下の通りである。
pin# |
Function |
Address / Bit |
---|---|---|
1 |
Digital in(UIP2) |
$30 / Bit7 |
2 |
Digital in(UIP1) |
$30 / Bit6 |
3 |
Digital out(UOP1) |
$40 / Bit6 |
4 |
Digital out(UOP2) |
$40 / Bit7 |
5 |
GND |
--- |
6 |
Digital out(UOP3) |
$10 / Bit7 |
7 |
GND |
--- |
8 |
Interrupt(UINT2) |
--- |
9 |
VCC |
--- |