【専スタ@広島】もう少し考えてみた
- 公開日: 2011/12/21(水) 06:13[JST]
前回の続き。前回の案の課題として一つ気になったのが「この案だと広島スタジアムを現行一種仕様にするのは難しいのでは?」というもの。収容人員数15000人もきついが、「メインスタンドは屋根掛け要」というのも大きい。一番いいのはラグビー場を廃止or移転することだが…
というわけで、確認してみた。まず、素直に補助競技場の位置に動かしてみる。
おお、ぴったり。次に、スタンドの位置をひっくり返してみる。
うん、こっちの方がいいかも。スタンドは通路沿いにあった方がいいだろうし。で、空いたラグビー場のスペースを使って広島スタジアムのメインスタンドの増設と屋根掛けを行なう、と。
(12/22追記)
都市公園法上広島県総合グランドにどれくらい建物が建てられるのかを確認してみた。ソースは総合グランドの指定管理者募集要項(リンク切れ URL: http://www.pref.hiroshima.lg.jp/www/contents/1215681669871/files/1500bosyu.pdf)(PDF)。総合グランドの敷地面積が108,000平方メートル(資料では105,897.07平方メートルと108,000平方メートルの両方が載っているけど図面を見ると前者の方が正しいっぽい。てことで以下修正)。で、各種建物の建築面積の累計が5,380平方メートル(芝生席とかの土盛りスタンドは建築物扱いとはならないっぽいね)。105,897.07平方メートルの12%は約12,767平方メートルだから、メインスタンドに2000席+屋根増設程度なら全然余裕。
ついでに施行令8条の敷地面積ルール(運動施設の敷地面積は公園の敷地面積の50%以内とする)もチェックしてみよう。広島スタジアムと野球場とラグビー場で60,001平方メートル。オーバーしてるじゃねーか。施行令8条逃れの為に補助競技場を書類上なくしてしまうってのは仙台もやってた(宮城球場→フルキャストスタジアムの時)ようによくある手だが、ラグビー場も運動施設扱いになっていないのかねぇ。あ、というか、総合グランド自体が戦前の開場なので都市公園法の適用外になっているのかもしれない。近接する南観音運動広場や西飛行場の一部を総合グランドに組み込む必要がありそう。