ピースウイングへの道(6)ALL FOR HIROSHIMA
- 公開日: 2025/07/19(土) 19:18[JST]
「旧市民球場を改修してサッカースタジアムにするプラン」を軸とした市民運動であるALL FOR HIROSHIMA(略称AFH)について。当事者視点での運動の中身についてはおそらく宇都宮徹壱氏が今年8月に予定されているスポーツナビの連載にて語られるだろう。本ページでは外から見たこの運動の様子や、この運動に対する自分なりの所感を書いておこうと思う。
ピースウイングへの道(5)市による球場跡地整備計画
- 公開日: 2025/07/16(水) 19:45[JST]
- 更新日: 2025/07/17(木) 06:42[JST]
(2)で説明したように、2005年9月16日に新球場の建設地が貨物ヤード跡地になることが確定した。これに伴い、メインテナントのいなくなった市民球場の利用についての議論が始まる。旧市民球場は広島市の中心市街地にあり、その土地は少々狭いもののサッカースタジアムの適地の一つとして度々挙げられていた。跡地整備計画はスタジアム問題を語るうえで重要なトピックであると考えている。
ピースウイングへの道(4)広島という街
- 公開日: 2025/07/14(月) 07:19[JST]
- 更新日: 2025/07/14(月) 07:19[JST]
スタジアムの話をする前に、広島という都市の特徴や課題についてまとめておきたい。
ピースウイングへの道(3)サッカースタジアム推進プロジェクト
- 公開日: 2025/07/06(日) 22:21[JST]
2003年にサンフレッチェ広島の呼びかけによって、広島にサッカー専用スタジアムを建てるためのプロジェクトが設立され、市・県・県サッカー協会・クラブ等の間で会議が開催された。この会議についてはリアルタイムでヲチしていたわけではないので、atwikiにまとめられている資料から気になったトピックを抜き出し、所感を述べるに留める。
ピースウイングへの道(2)マツダスタジアム
- 公開日: 2025/07/05(土) 17:30[JST]
マツダスタジアムはNPB広島東洋カープの本拠地でありもちろん野球場である。しかし、このスタジアムが日本国内のスポーツビジネスに与えた影響は大きく、また広島市のまちづくり方針の変化にも結びついていると考える。
ピースウイングへの道(1)ビッグアーチとアジア競技大会
- 公開日: 2025/06/21(土) 19:56[JST]
- 更新日: 2025/07/08(火) 19:07[JST]
広島の新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」ができて1シーズン経った。評判、観客動員なども上々で少なくとも今のところは「作ってよかった」といえる施設だろう。
自分もこのトピックを2008年頃から追っかけており、適宜このブログに投稿してきた。実のところ場所が中央公園芝生広場に決まってからは「あとはなるようになるだろう」と思い興味は半ば薄れていたのだが、後述の通り(自分の目から見た)これまでの経緯をまとめてみたくなった。
ということでまずは旧本拠地であるビッグアーチ(エディオンスタジアム/現ホットスタッフフィールド)の話から。
広島がサッカースタジアムで揉めている理由について
- 公開日: 2016/07/17(日) 16:31[JST]
標記の問題、サッカー関連のメディアで度々触れられてはいるが、原則クラブ寄りの視点から書かれており「スタジアムは旧市民球場跡地に建てるべきだが行政が妨害している」というレベルで終わっているのが残念。てことで、自分なりにもう少し掘り下げてまとめてみた。
広島サッカースタジアム久保会長案
- 公開日: 2016/03/13(日) 09:29[JST]
3月3日にサンフレッチェ広島・久保会長(エディオン社長)によるスタジアム案が発表され、サンフレッチェのサイトでも公表されている。[1]
そのスタジアム案の内容は大雑把に言ってこんな感じ。
跡地に25000人級。名前は出せないが建築の専門家が検証し掘り込み無しで可能と結論づけた
ピッチと観客席の間隔は5m
建築費140億はスタジアム使用料45億、エディオンから30億、toto等補助金(35億)、その他寄付金で賄う。県や市からの補助金は無し
25000人級でも国際試合が可能なことを確認した
みなと公園にスタジアムを建てることになってもサンフレッチェは使用しない
市民球場跡地と中央公園のスタジアムを今一度考えてみた
- 公開日: 2015/12/26(土) 16:38[JST]
ここ一月ほどの各種SNSなどで「市民球場跡地にサッカースタジアムを」という動きが活発になっている。これらに関する感想は、
気持ちは分かる
でも行政批判や願望を突きつけるだけじゃうまく動かない
で、以前からずっと変わっていない。クラブ側だけじゃなく行政側にだって事情はあるわけで、両者の事情を把握した上でうまいやり方を考える、というのが今必要な作業ではなかろうかと。
【旧市民球場跡地】プロサッカーと広場イベントの両立
- 公開日: 2015/11/22(日) 08:11[JST]
旧市民球場跡地にプロ仕様のサッカースタジアムを建てようとする場合、クリアしなければいけないのが標記のポイント。
広島市が発表した旧市民球場跡地でのイベント開催実績。公園使用料ゼロとはいえ、付帯施設が整っていない状態で大型イベント中心なのに年50日開催できるのはそれなりに大きい。きちんと付帯施設を整えれば使用料を多少(国有地地代(51円/平方メートル・日程度)+光熱費実費)とってもそれなりに稼働率は確保できるんじゃないだろうか。広場の一部のみ利用可能、というふうにすれば小規模イベントもやりやすくなるだろうし。
で、これにプロサッカーをはじめとするスポーツイベントの動員を加算できると万々歳、ということになるけど標記のポイントがネックになる。