再びFreeBSDへ(2)
- 公開日: 2011/03/26(土) 14:38[JST]
再びFreeBSDへ(1)の続き。とりあえず、つまったところ、今回新たに導入したものなどを列挙していく。
1. サウンド関連
使用する音源はATiのチップセットに内蔵のもの。ということで、最初はsnd_atiixpドライバかと思ったが、これは間違いで、snd_hdaドライバだった。そういえば、昔シャープのノートPCにFreeBSDを入れたときも同じ間違いをしたっけ。で、ドライバを入れ替えて、音がでない(ミキサーのコントロールは出来るようになったので、ドライバは一応機能していたようだ)。その上、youtubeを再生すると再生スピードが異様に速い。なんで?なんで?
ぐぐってみたところ、どうやらこのマザーボードはHDMI対応であるが故に、通常のアナログ出力とHDMIのデジタル出力の二系統の音源を内蔵しており、優先的に使用される音源(hda0)にHDMIの音源が割り当てられていることが原因のようだ。 /etc/sysctl.conf に、 hw.snd.default_unit=1 を記入することによって解決した。
2. fluxbox
fluxboxはシンプルで軽量なウインドウマネージャである。複数のウインドウをグループ化する「タブ」機能、Window MakerのDockappを収納できる「スリット」など、使い勝手もなかなかだと思う。私はこのウインドウマネージャを気にいっており、基本的にfluxboxベースでデスクトップ環境を構築することにしている。
現時点で見つかったトラブルは、一部のアプリケーションをタブでグループ化したときに、そのウインドウが操作不能になること。具体的には、xterm, urxvt, mltermといった(xtermベースの)ターミナルエミュレータ全般。EtermとGnome-terminalは大丈夫なので、メインのターミナルエミュレータをmktermからGnome-terminalに代えることにした。
あとは、ウインドウのグループ化の操作が「中ボタンドラッグ」から「Ctrl+左ボタンドラッグ」に変わっていてちととまどった。
スリットには高機能システムモニタのGKrellMと、ボリューム調整ツールwmsmixerを入れている。日時表示機能はGKrellMにもあるけど、あまり見やすくないので、wmCalClockを入れようと思っている。あとは(うまく動くようなら)Mount.appかな。
3. GKrellM
GKrellMはシステムモニタ。複数のCPUや、ディスク、ネットーワークなどの負荷状況をモニタリングできる。今まではDockappベースのモニタを使っていたが、こちらの方が高機能なので乗り替えることにした。デフォルトのスキンはちょっと派手かな、と思ったので、テーマサイトからシンプルめのスキンをとってきた。
4. ロケールとsmbfs
当初はロケールをUTF-8にしていたが、smbfsで日本語ファイル/ディレクトリを扱えないようなので、euc-jpに戻す。
今はこんなところ。