親指シフト:右手小指で後退

この記事はX.org 6.8の時のものです。X.org 7.4での設定についてはこちらを参照下さい

親指シフト on Linuxさんやキーボード配列についてのあれこれさんとこの記事の補足。

確かにキーの入れ換えは .xmodmap で出来るのですが、X Window Systemではバックスペースの扱いが特殊なので、このままだと

  • シフト+「:」でX Window Systemが落ちてしまう。

  • 閉じ中カッコ(})がシフト+BackSpaceで入力できない

という問題が発生します。1のほうはXで「Ctrl + Alt + BackSpaceを無効にする」という設定を行えばよいのですが、2の問題は残ります。この問題を解決するには、 /usr/X11R6/lib/X11/xkb 以下にある複数のファイルをいじる必要があります。さらに、xorg-6.9.0以降では若干xkbの仕様が変わったらしく、xorg-6.8.xのファイルを取ってきて、それを修正する必要があります。

私が以前作ったものがありますので、これを置いておきます。使いかたは、

  1. スーパーユーザになって /usr/X11R6/lib/X11 に移動。

  2. オリジナルの xkb ディレクトリをバックアップ。(mv xkb xkb.org)

  3. ダウンロードしたファイルを解凍。

  4. Xの再起動

です。もし不具合がでるようなら、 /usr/X11R6/lib/X11/xkb をバックアップのものに戻します( rm -R xkb && mv xkb.org xkb )。

その上で、キーボード配列についてのあれこれ さんの所にある手順に従って .xmodmap の設定を行います。

コメント(1)

  • 投稿者: 杉田伸樹(ぎっちょん)
  • 投稿日時: 2006/05/03(水) 22:42[JST]

(投稿者URL: http://thumb-shift-on-linux.seesaa.net/)

KtJさん、トラックバックありがとうございます。

森山さんの記事とあわせて、どのようにしたら良いか、よく理解してからためしてみようと思います。質問させてもらうかもしれませんが、よろしくお願いいたします。



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