親指シフト:右手小指で後退
- 公開日: 2006/05/03(水) 16:26[JST]
- 更新日: 2021/02/13(土) 18:51[JST]
この記事はX.org 6.8の時のものです。X.org 7.4での設定についてはこちらを参照下さい
親指シフト on Linuxさんやキーボード配列についてのあれこれさんとこの記事の補足。
確かにキーの入れ換えは .xmodmap で出来るのですが、X Window Systemではバックスペースの扱いが特殊なので、このままだと
シフト+「:」でX Window Systemが落ちてしまう。
閉じ中カッコ(})がシフト+BackSpaceで入力できない
という問題が発生します。1のほうはXで「Ctrl + Alt + BackSpaceを無効にする」という設定を行えばよいのですが、2の問題は残ります。この問題を解決するには、 /usr/X11R6/lib/X11/xkb 以下にある複数のファイルをいじる必要があります。さらに、xorg-6.9.0以降では若干xkbの仕様が変わったらしく、xorg-6.8.xのファイルを取ってきて、それを修正する必要があります。
私が以前作ったものがありますので、これを置いておきます。使いかたは、
スーパーユーザになって /usr/X11R6/lib/X11 に移動。
オリジナルの xkb ディレクトリをバックアップ。(
mv xkb xkb.org
)ダウンロードしたファイルを解凍。
Xの再起動
です。もし不具合がでるようなら、 /usr/X11R6/lib/X11/xkb をバックアップのものに戻します( rm -R xkb && mv xkb.org xkb
)。
その上で、キーボード配列についてのあれこれ さんの所にある手順に従って .xmodmap の設定を行います。
(投稿者URL: http://thumb-shift-on-linux.seesaa.net/)
KtJさん、トラックバックありがとうございます。
森山さんの記事とあわせて、どのようにしたら良いか、よく理解してからためしてみようと思います。質問させてもらうかもしれませんが、よろしくお願いいたします。