新球場の基本設計ができた模様。

広島新球場(仮称)基本設計概要 [archive]

とりあえず、気づいた所などを。

1-2階フロア(下層スタンド下)

  • 一塁側のロッカー、監督室、コーチ室は一般用とプロ用に分かれる。プロ用のロッカーはさすがに広々としている。三塁側はアマと共用。ちなみに三塁側のロッカーは約132平方メートル。ベンチ入りが25人なので一人頭5平方メートル強。ちとせまいかもしれないが、市民球場のように「ビジターチームの若手は廊下で着替え」というプロにあるまじき状態にはならんでしょう、さすがに。

  • ブルペンは内野スタンドの下。一塁側に比べて三塁側はグラウンドに出るまでちょっと遠回りをする必要がある。不公平、と文句が出るかもしれないが、ま、この程度はホーム有利の範囲内でしょう。

  • 一塁側には、トレーナーやバッティングピッチャーの控え室もあるぞ。

  • 場内放送室は一塁ダッグアウトとバックネット裏砂かぶり席の間。妥当な位置ですな。

  • 場内販売用(ビールとかの売り子さん)の設備は右翼スタンド下に集約。なんつーか、三塁側内野席の売り子さんの密度が少なくなりそう。

  • 関係者向けの駐車場は、三塁側から一塁側に移った模様。良く見たら三塁側にも駐車場ありました。

  • スラィリーの控え室はあるが、ボールボーイやホームランガールやミッキーや上野さんはどこで待機するのだろうか。あ、アマ用の更衣室とかを使えばいいのか。

  • ブルペンレストランは無くなった模様。

  • ラッキーゾーンシートもなくなり、代わりに外野砂かぶり席ができた(レフトポール際)。レフト観客席の下この砂かぶり席の奥にはスポーツバーあり。

  • 駐輪場が結構多い。近所の人は自転車で行こう

3−4階フロア(メインコンコース及びプレスルーム)

  • コンペ時の案では上層スタンド奥にあった(と思われる)プレスルームは、4階フロア(コンコースの上)に移動。しかし、無理矢理4階を作ってしまったため、激しく窮屈そうだ。計ってみたら、一番奥の席の床面から天井の鉄骨まで1.8メートルしかなかったぞ。ま、私はマスコミじゃないのでどうでもいいが。

  • テレビスタジオは3つ、ラジオスタジオは5つ。ラジオについては、非広島局向けのスタジオの方が多いのか。まー関東だと文化以外全部巨人戦だったりすることもありますから、妥当といえば妥当な数か。

  • トイレはたくさんある。

  • 喫煙スペースは両翼ポール際とバックスクリーン裏。

  • 「びっくりテラス」ってなんだ?

  • 託児・授乳室はバックネット裏と一塁側のメインコンコース。できれば三塁側や二階席にも欲しいところ。

5階フロア(パーティフロア・ボックスシート)

  • パーティフロアは横長の一室。同窓会なんかで使うといいかも。

6-7階フロア(上層スタンド)

  • 非常に残念なことですが、5階フロアから上層スタンドへ行くための階段の数が減ってしまいました。 階段を増やすとそれだけ横通路の通行量が減るので、観戦上非常によろしいのですが。まあ、横通路の後ろには十分な高さの段差を入れていますので、さほど問題とはならないのかも知れません。

  • ライト側パフォーマンスシートは増設されている。レフト側は前回提案と同じくらいか、ちと減っている位か。いずれにせよ、形は変わっている。

全体的な感想としては、「ホーム側へのサービス重視」という印象を受けました。というか、三塁側のサービス低め。

コメント(1)

  • 投稿者: よしだけんた
  • 投稿日時: 2007/02/12(月) 23:53[JST]

(投稿者URL: http://carpyasanhonpo.blog27.fc2.com/)

いつも興味深く拝見してます。

コメントありがとうございました。
ざっとしか見てなかったのでチケット売り場、完全に見落としていました。

器は器として、あとは球団に完璧な管理・運用をしてもらいたいです。
中途半端な運用では、楽しさ半減しますから。
その辺も注目していきたいです。



Note

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