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oyainputをカスタマイズしよう

前回の記事は汎用的でなくわかりづらいのでリライトします。

概要

oyainputは「Linux + X Window System + fcitx又はibus」の環境で親指シフトを実現させるソフトです。これまではLinuxで親指シフトを実現するためにはfcitx-anthy又はibus-anthyを利用する必要があり、かな漢字変換エンジンとしてあまり変換効率の良くないAnthyを選択せざるを得ませんでした1が、oyainputではmozc(Google日本語入力のかな漢字変換エンジンのオープンソース版)を利用可能となり、快適な親指シフト環境が可能となります。

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過去に遡ればSCIM-anthyやQ's Nicolatter for Xという選択肢もありました。後者ではWnn、VJE-Delta、ATOKなどの商用IMEのかな漢字変換エンジンが利用できました。

基本的な利用方法は上記の公式サイトや、Qiitaの@inwskatsube氏の投稿に書かれている通りです。ある程度のキーカスタマイズ2は可能なのですが、そのままでは「xmodmap3との併用時に期待通りに動作をしてくれない場合がある4」「oyainputが想定していない文字を入力することはできない」という制約があります。本記事では、ソースコードに手を加えることでこの制約にとらわれない詳細なカスタマイズを行う方法を提供することを試みています。その際、チュートリアルとして英数入力モード含めFMV-KB613風の配列にするカスタマイズを行います。

2

手順はダウンロードしたソースコード一式に含まれるドキュメント READMEJP.md に記載されています。

3

ユーザ側でkeycode→keysymの変換テーブルを自由に設定するためのツール。セミコロンの右をBackspaceにしたり、左Ctrlと英数を入れ替えたりすることができる。

4

oyainputは起動時にユーザが設定したxmodmapを無効にするようになっています(oyainputを終了させるとxmodmapの設定内容が再び有効になります)。xmodmapとoyainputを併用させる場合はoyainput立ち上げ後に改めてxmodmapを実行します。

(続きあり)



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