だからドームはやめれって

柏村武昭候補の公約より(該当する時期のアーカイブなし 比較的近い2007年5月18日のアーカイブ[archive])

柏村の約束〜その5 新球場のドーム化!

なんで?

州都として中国・四国地方の人々に喜んでもらうため。多種多様なエンターテイメント文化を広島に誘致するため。

柏村はこうする!

第1次新球場計画の早期実現に全力で取り組み、周辺アクセス整備やドーム化を第2次ドーム化計画で検討します。しっかりとした事業計画、未来への発想を取り入れた「総合街づくり事業計画」で実感できる施設を創ります。

(3/23追記あり)

たぶん、「第2次ドーム化計画」ってのは開閉式屋根のことだと思うのだが(しかし、タイトルのFlashムービー(リンク切れ URL: http://www.kashimura-takeaki.jp/kashimura04.swf) で東京ドームやナゴヤドームを強調してたりするのをみるとちと心配だ)、野球場って基本的に「野球以外の用途に向いていない設備」なんですよ。野球ってのはプレーのほとんどがグランドの片隅で行われる特殊なスポーツで、野球に適したスタジアムってのは他の用途では使いづらい座席配置になってるわけだ。なんで、「多種多様なエンターテイメント文化を広島に誘致する」なんつーことを野球場に担わせるべきじゃない。

ついでに言うと、ホームで年間70試合近くもやっていて、なおかつ全国7箇所でやっているプロ野球に広域集客能力なんてありませんから。50キロ圏に住んでいる人のためのスポーツですよ、基本的には。

余談だが、アメリカでは「開閉式ですら不要」という流れになりつつある。メッツ、ヤンキース、それからツインズの新球場は、当初開閉屋根つきとして計画されていたのだが、結局オープン球場を作ることになった。ヤンキースは「屋根を掛けたら収容人員数が少なくなるから」、他の二球場は予算不足を理由としている。予算不足といいつつ、両球場の予算は4億ドル以上でヒューストンのミニッツメイドパーク(2.5億ドル)あたりなら余裕で建てられるわけだが。要するに、「野球場に屋根を掛ける位なら周辺設備にお金を掛けた方がはるかに効果的」ってのが現在の流れなわけだ。(アリゾナみたいに日中の気温が軽く40度を越える所ならともかく)

で、アメリカも屋根つきの多目的スタジアムがいらん、というわけでは無く、そういう機能は専らフットボール場が担っている。ミラーパーク(ミルウォーキー、2001年)以降MLBの屋根掛け球場は出ておらず、一向に進展の見られないマイアミの新球場が計画されているのみ。一方、NFLではフォードフィールド(デトロイト、2002年、密閉式人工芝)、リライアントスタジアム(ヒューストン、2002年、開閉式天然芝)、フェニックス大学スタジアム(アリゾナ、2006年、開閉式天然芝+可動フィールド)と3つも出来、さらにルーカスオイルスタジアム(インディアナポリス、2008年予定、開閉式人工芝)が着工済みで、ダラスでも計画がある。フットボールは試合数が少ないせいもあって、これらの球場(や、以前から数多くあるフットボール用ドーム)はコンサートやモータースポーツ(オートバイや大型トラックの障害物レースなど)などに広く活用されている。ヒューストンでは家畜寸評会(with ロデオ大会&カントリーミュージックコンサート)なんかもやってるぞ

ヨーロッパでも、開閉式屋根や、可動フィールドのサッカー場は増えつつあり、これらのスタジアムはイベントに広く利用されている。詳細はWikipediaの可動屋根スタジアムのカテゴリなどを参照。

てことで、多目的に使用するならサッカー場に屋根を掛けるべきであって、今時、野球場に屋根を掛けて多目的に使用するなんて案は愚の骨頂です。再考を強く希望します。 URL: (3/23)正式公開となった模様(選挙期間のためかアーカイブされず。URL: http://www.kashimura-takeaki.jp/) 。新球場関連だと、「コンベンション機能の充実」を公約に挙げている。いや、コンベンション機能を充実させたら人工芝にせざるを得ないわけだが。

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