DRIとGLX、Xorg6.9.0、それからgnash
- 公開日: 2006/01/28(土) 20:37[JST]
FreeBSDのFireFox1.5でFlashのプラグインが激しく安定しない。と、いうことで、GNUで開発されているgnashを入れてみることにした。が、うまく動かない。プラグインとしてロードされていないようだし、スタンドアロンのプレイヤーを動かそうとしても、 SDL_SetVideoMode() failed. なるメッセージがでて起動しない。 portupgrade -R --force
とかやって、関連するパッケージを更新しても結果は同じ。
んで、ドキュメントをよく読んだら”Gnash uses OpenGL for rendering the graphics."とか書いてあったので、OpenGLを入れてみることにした。ついでに、これまで使ってなかった(使うとXが起動しない)DRIも試してみることにした。なお、GLX、DRIの起動確認に付いては、Exist a Reasonさんのところの記事を参考にさせていただいた。
GLX、DRIの設定は特に問題なく完了。しかしDRIの効果はデカい。xengineのパフォーマンスが3600代から9800代に激増。GLXについても、glclockを実行してちゃんと3Dのレンダリングができていることを確認。いやー、X11も進化したもんだ。
ちなみに、この時にXorgを6.9.0にアップデートしたんだけど、MSのintellimouse explorerの扱いがちょっと変わったっぽい。どうやらボタン数11(!)のマウスとして認識しているらしい。因みに第4、第5ボタンはそれぞれ第8、第9ボタンとして認識される。そこで、 ~/.Xmodmap のマウス関連の行は、
pointer = 1 8 3 7 9 4 5 2 6 10 11
としてみた。
なお、gnashが動作しないのはやっぱり変わらず。もう一度SDLをビルドしてみるか。