長崎はちぐはぐすぎるんじゃないかと思うんだが

まず経緯をズズっと箇条書きで書いてみる。出典はWikipediaの長崎県立総合運動公園陸上競技場長崎市総合運動公園の項目。

  1. 1969年 一巡目の国体用として、諫早市に県立競技場完成。所謂旧一種規格(補助競技場が一周400メートル未満)。

  2. 1994年 Jリーグ公式戦を行えるようにするため、バックスタンドを椅子席化。

  3. 1997年 長崎県営野球場(ビッグN)完成。プロ野球公式戦も可能な25000人級のスタジアム。

  4. 1998年 高校総体の為、市営競技場完成。メインスタンド以外芝生席の「ギリギリ一種」レベル。

  5. 2004年 V・ファーレンの前身、有明SCがJリーグを目指すことになる(長崎新聞より[archive])。多分本拠地を県立競技場にしたのはこの頃かと。

  6. 2010年 二巡目の国体用として、県立競技場を改装、というか建て直しを決める。補助競技場の3種・400mトラック化と主競技場の第1種&J1仕様化。

で、疑問なのは、長崎の場合、既に1種競技場と(国体開閉会式の開催が可能な)25000人入る競技場を持っているにも関わらず、県立競技場の建て直しを決めてしまったこと。ちなみに建築費は31億円。これには既存の競技場の解体費用や補助競技場分は入っていないので総工費はもっと高くなるはず。国体用の都市公園スタ故に国から補助金(法律上は半額が上限。震災で減らされているかもしれないが)が出るとはいえ県の負担は小さくない。作らなくても国体開催できそうだし(現に、2007年に秋田は「メイン以外芝生席」のスタジアムできっちり国体を開催している)。つうか、これに補助金を出したとすれば国もたいがいザルだ。

作らなくていいスタジアムを作って過大な建築費を負担することになった県も、今後何十年かここを使わなきゃいけなくなったクラブも損しているんじゃないかね。正直、クラブに適正な使用料を負担してもらった上でJ2仕様(1万人規模)のスタジアムを作った方が良かったんじゃないか。例えば、日立台を1万人規模にスケールダウンしたスタジアムだったら20億くらいでできるんじゃないかな。で、TOTO助成金と行政負担、国の補助金を引いて7億くらいをクラブ負担とする。実際は市債なり県債を発行してもらって使用料として返済するかたちになるわけだが、そうすると一年あたりの負担は3300万くらい。出せない額じゃないと思うんだが(というかこのレベルのお金を出せないところがJ申請しちゃいけない)。

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Note

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