linux-firefoxの環境改善
- 公開日: 2007/03/18(日) 14:43[JST]
FreeBSD環境の場合、なんだかんだ言ってlinux-firefoxかlinux-operaあたりをメインのブラウザにすることになると思う。それなりに安定した状態でflashが使えるのは大きい。MIDI再生ができない点が不満だが、MIDI使ってるWebサイトも減ってきており、最近は無くてもたいして困らない。
残る不満は2つ。
ボールド(太字)が使えないこと。
Flashplugin9で音が出ないこと。
前者は、硬軟日記「FreeBSDのlinux-firefoxでも日本語boldを」によれば、libXftとfreetype2をビルドしなおして、古いもの(/usr/compat 以下のもの)と入れ替えればよいらしい。SPRの日記(*BSDとかLinuxとかの覚え書き) 「FreeBSDでLinuxプログラムを作る」を参考にして、FreeBSD上でLinux用のライブラリをビルドしてみた。
結果。無事太字が表示された!!!
後者にも、解決策はあるもよう。今から試してみる。
Flashplagin9 試してみました。
ばっちり。音と映像の同期ずれも解消されました。
上記のlinux-flashplugin9のOSS対応パッチは現在のportsでは標準でサポートされるようになった模様。ただし、swfの読込中にブラウザを巻き込んで落ちる。OSSパッチ無しの時でも落ちていたし、OSSパッチに対応していないlinux-operaでも同様。なので、容量の大きいYouTubeの再生は現時点では事実上不可。