ジャンプでヒット三本

気になって調べてみたんだけど、ヒット作の条件を「週刊少年ジャンプで連載丸二年以上(続編やスピンアウト作品はまとめてカウントする)」とすると、該当するのはたぶん桂正和(ウイングマン、電影少女、I"S)だけだ。

車田正美(「リングにかけろ」「星闘士星矢」)は「風魔の小次郎」がギリギリで連載二年に満たない(1982年3/4号より1983年49号まで)ようなので惜しくもアウト。本宮ひろ志(「男一匹ガキ大将」)も「山崎銀次郎」「さわやか万太郎」がいずれも一年半以上二年未満。他誌まで含めれば「俺の空(週刊プレイボーイ)」「サラリーマン金太郎(ヤングジャンプ)」があるんですが。原哲夫(「北斗の拳」「花の慶次」)も「影武者徳川家康」が連載二年に満たず。スピンオフ作品である「SAKON」を足せばヒット三本となるけど・・・

ヒット二本で今後週刊少年ジャンプに連載する可能性が残されているのは小畑健(「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」)と平松伸二(「ドーベルマン刑事」「ブラックエンジェルズ」)くらいかね。鳥山明(「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」)はもう長期連載するつもりは無いだろうし、原哲夫と森田まさのり(「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」)、宮下ひろし(「激!極虎一家」「魁!男塾」)、中島徳博(「アストロ球団」「朝太郎伝」)は週刊連載できる体力(またはやる気)はもう無さそう。本宮ひろ志、北条司(「キャッツ・アイ」「CITY HUNTER」)やこせきこうじ(「山下たろー君」「やまだたいち」)もまだ週刊連載できる体力はあるだろうけどジャンプには戻ってこないでしょうな。

今回の調査に関しては、「ジャンプの殿堂[archive]」、「1980年ー1984年少年ジャンプ連載漫画家相関図」、「1985年ー1989年少年ジャンプ連載漫画家相関図」を参考にさせていただいた。

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