VCDを焼く手順
- 公開日: 2006/05/14(日) 10:48[JST]
ちょっと調べてみたので備忘録がわりに。LinuxやFreeBSDでVCDを焼くには、mkvcdfsとcdrdaoが必要。FreeBSDだと前者は multimedia/vcdtools, 後者は sysutils/cdrdao に入っている。Ubuntuでも、それぞれvcdtools, cdrdaoというパッケージを使用する。なお、今回はubuntuでmkvcdfsを、FreeBSDサーバでcdrdaoを使用した(だってデスクトップにCDRついてないんだもん)。念のため、CDへの書き込みにはSCSIエミュレーションを使用した(FreeBSDのatapicamを使用)。
以下、手順を説明。
まずmpegファイルを複数用意してひとつのディレクトリに納める。んで、
mkvcdfs *.mpg
として、 vcd_image.bin と vcd.toc を作成する。次いで、この二つのファイルを同一ディレクトリに置いた状態でcdrdaoを使用する。まず、
cdrecord -scanbus
を実行する。すると、例えば
Cdrecord-Clone 2.01 (i386-unknown-freebsd6.0) Copyright (C) 1995-2004 J\uffffrg Schilling Using libscg version schily-0.8. scsibus2: 2,0,0 200) TOSHIBA CD/DVDW SDR6572M TU04 Removable CD-ROM 2,1,0 201) 2,2,0 202) 2,3,0 203) 2,4,0 204) 2,5,0 205) 2,6,0 206) 2,7,0 207) *
というメッセージが出力される。これを見ると、2,0,0がCDRのドライブであることがわかる。そこで、
cdrdao write --device 2,0,0 --driver generic-mmc --speed 4 vcd.toc
を実行して、CDRを焼く。これでできあがり。