VCDを焼く手順

ちょっと調べてみたので備忘録がわりに。LinuxやFreeBSDでVCDを焼くには、mkvcdfsとcdrdaoが必要。FreeBSDだと前者は multimedia/vcdtools, 後者は sysutils/cdrdao に入っている。Ubuntuでも、それぞれvcdtools, cdrdaoというパッケージを使用する。なお、今回はubuntuでmkvcdfsを、FreeBSDサーバでcdrdaoを使用した(だってデスクトップにCDRついてないんだもん)。念のため、CDへの書き込みにはSCSIエミュレーションを使用した(FreeBSDのatapicamを使用)。

以下、手順を説明。

まずmpegファイルを複数用意してひとつのディレクトリに納める。んで、

mkvcdfs *.mpg

として、 vcd_image.binvcd.toc を作成する。次いで、この二つのファイルを同一ディレクトリに置いた状態でcdrdaoを使用する。まず、

cdrecord -scanbus

を実行する。すると、例えば

Cdrecord-Clone 2.01 (i386-unknown-freebsd6.0) Copyright (C) 1995-2004 J\uffffrg Schilling
Using libscg version schily-0.8.
scsibus2:
        2,0,0   200) TOSHIBA  CD/DVDW SDR6572M TU04 Removable CD-ROM
        2,1,0   201)
        2,2,0   202)
        2,3,0   203)
        2,4,0   204)
        2,5,0   205)
        2,6,0   206)
        2,7,0   207) *

というメッセージが出力される。これを見ると、2,0,0がCDRのドライブであることがわかる。そこで、

cdrdao write --device 2,0,0 --driver generic-mmc --speed 4 vcd.toc

を実行して、CDRを焼く。これでできあがり。

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