年頭予測2006(PC-UNIX編)

僕がメインの作業環境をWindowsからLinuxに変えたのが2000年の 夏。そして2001年の秋頃からはゲーム以外の殆どのことはLinuxやFreeBSDでこなすようになった。不満を言ったら切りが無いが、「ある程度妥協できるのなら、LinuxやFreeBSDでも通常の使用に耐えられる」というレベルには達したといえる。

とはいえ、LinuxやFreeBSDを普通の人に勧められるか、といえば答えはNOだ。数年前に比べればかなりましになったとはいえ、まだまだWindowsやMacintoshとの差は大きい。僕がWindowsではなくFreeBSDを使いつづける理由はは、FluxBoxの操作性を気にいっていることと、FreeBSDだとパッケージの管理が楽なのと、あとは単なる惰性である。

したがって、いくらホリエモンが旗を振ろうとも、LinuxがWindowsに取って代わるということは、当分無い(TurboLinuxは5年前から毎年のように「今年はLinuxの家庭普及元年」と言いつづけているが、いまだに普及する気配は無い)だろう。

とは言え、組込み系やサーバ系では既に十分普及しており、また、(フリーのCIDフォントが腐る程ある)欧米ではそろそろOA市場向けに普及し始めるのではないかと見ている。なので、欧米でLinuxがある程度普及した後に(3年後くらいか)、日本でも少しずつ普及していくのではないだろうか。

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