FreeBSDでEPSON GT-8300UFスキャナを使うには
- 公開日: 2004/08/08(日) 17:13[JST]
とりあえずまとめておこう。FreeBSDサーバにGT-8300UFをつなぎ、さらにこれをネットワーク経由で別のFreeBSDマシン(のGIMP)からアクセスする方法だ。
サーバ側の設定
まず、スキャナを使えるようにUSB関係の設定をしたカーネルを作る。あとinetdが使えるようにしておくこと。
んで、graphics/sane-backendsをインストール。さらに、/usr/local/etc/sane.d/epson.confに、
usb 0x04b8 0x011e usb /dev/usbscanner0
を追記。/usr/local/etc/sane.d/net.confと/usr/local/etc/sane.d/saned.confに、アクセスを許可するホストを記入。
(2009/10/12追記) 現時点では、EPSONドライバの開発は完了しており、GT-8300UFを含む一部のスキャナは、epson2ドライバが最新のドライバとなる。epson2ドライバを使用する場合は、/usr/local/etc/sane.d/epson2.confの、
usb
という行を、
usb 0x04b8 0x011e
にすればよい。なお、古いepsonドライバは、/usr/local/etc/sane.d/dll.conf内でコメントアウトされているので、epsonドライバを使用する際は、dll.confを編集すること。 (追記ここまで)
/etc/servicesにsane 6566/tcp #sanedを追加。/etc/inetd.confにsane stream tcp nowait root /usr/local/sbin/saned sanedを追加。
クライアント側の設定
GIMPをインストール後、graphics/xsaneをWITH_GIMP=yesでビルド。~/.gimp-1.2/plug-insの下に、/usr/X11R6/bin/xsaneのシンボリックリンクを作成。
Plamo Linuxがsaneクライアントの場合、net.confにsanedサーバのIPを入れておく必要があるみたい。