Gentoo on 玄箱←失敗

さて、以前の記事で述べたように、サーバのバックアップ兼バックアップメールサーバとして使うべく、玄箱を導入した訳だが、どうもDebianだと具合が悪い。というのも、stable(etch)だとSambaのバージョンが3.0.24なのでFreeBSDから接続できない。ということで、testing(lenny)にアップグレードしたのだが、再起動かけたら固まって、HDDのフォーマット(取り外してUSB変換ケーブルかましてWindowsで)からやりなおし。どうもlennyを玄箱で動かすにはちと工夫が必要みたい。

んで、Gentoo Linux[archive]を入れることにした。概ねリンク先のドキュメント通りにやってつまづいた部分を以下にメモっておく。

時間帯の設定

portageをアップデートする前に時刻設定を行おうとして、 date で設定、したのだけど、timezoneが設定されていないよ、といったエラーが発生した。Gentooのマニュアル[archive]をぐぐって、

# cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

を実行して解決した。

emergeのエラー

上記のドキュメント[archive]通りに emerge --sync && emerge -uNDv world を実行したのだが、

Traceback (most recent call last):
  File "/usr/bin/emerge", line 12, in ?
    import portage
  File "/usr/lib/portage/pym/portage.py", line 7235, in ?
    init_legacy_globals()
  File "/usr/lib/portage/pym/portage.py", line 7182, in init_legacy_globals
    settings = config(
  File "/usr/lib/portage/pym/portage.py", line 1048, in __init__
    raise portage_exception.ParseError(
portage_exception.ParseError: "Specified parent not found: '/usr/local/portage/kuro-2006-08-26/profiles/kurobox/parent'"

というエラーが出る。/usr/local/portage/kuro-2006-08-26/profiles/kurobox/parent は一行のテキストファイルで、中身は ../../../../../portage/profiles/default-linux/ppc/2005.1/ppc という存在しないディレクトリが記述されていた。どうやら、2006年よりppcが32ビット版と64ビット版に分かれたことが原因のようだ。ということで、 /usr/local/portage/kuro-2006-08-26/profiles/kurobox/parent の内容を ../../../../../portage/profiles/default-linux/ppc/ppc32/2007.0 に変更してみた。まだsyncは終わっていないが、今のところ特にエラーは出ていない。

(10/28追記)

アップデートして再起動したところ、debian(lenny)同様、起動できませんでした。「玄箱 を Debian etch化する」を参考に、debian(etch)を入れ、FreeBSDからの接続はNFSを試してみようとおもいます。

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