KtJ Dragon

現在、FreeBSDをクライアント用OSとして使っているユーザにとって、最大の問題はおそらくMacromedia Flash Playerの問題だろう。

通常は、LinuxPluginWrapperを使うわけだが、これがおそろしく不安定な代物で、頻繁にブラウザごと落ちる。これに嫌気がさしてプラグインを外してしまうユーザも多い(私がそうだ)。

さて、GNUではオープンソース版のフラッシュプレイヤーであるgnashの開発が進んでいる。今までは、FreeBSDでのサポート状況は、

• スタンドアロン版の提供のみ。(ブラウザのプラグインとしては使用不可)

• 私の環境ではSDLエラーで起動できなかった。

という状態だった。しかしながら、4/22に更新されたports(graphics/gnash)では、これらの問題が一応は解決され、自分の環境でも動作することを確認した。しかしながら、

• 音がでない

• インタラクティブなコンテンツへの対応が不十分。

• LinuxPluginWrapperと同程度の不安定さ。

というのが現状であり、道はまだ遠し、といったところ。今後の開発に期待しつつ、現時点ではインストールしないことが賢明かと。