今更ながらアラップネタ発掘

Two Portland Firms Vying For Japanese Stadium (portland architecture)より。

リンク先はポートランドに関する建築ネタのブログ。アラップスポーツ・広島新球場プロジェクトチームの一員である Architecture WZiba Design がポートランドの会社なので取り上げた模様。このブログによると、スイスの金融機関である Credit Suisse First Boston (現クレディ・スイス)がArchitecture Wに「広島新球場への投資を考えている顧客がいるのだが、いい設計者はいないか」とコンタクトをとったのだとか。

この記事で注目すべき点は日付。2006年3月12日である。そして、この記事に記載されている球場案は、同年6月にぶち上げたアラップの球場案とまったく同じもの。つまり、アラップは、コンペで辞退した案をそのまま公開したということ。ちなみに、アラップスポーツプロジェクトの代表格としてよくインタビューに答えていたマイケル・ウィニック氏がこの記事に寄せたコメントによれば、この新球場案は2大陸、2島の6つの設計会社による共同プロジェクトとのこと。市の資料[archive]とこの記事を合わせて考えると、この6社は以下の通り。

  • 松田平田設計(日本)

  • Ove Arup(イギリス)

  • NGOアーキテクチャー(日本)

  • Architecture W(アメリカ)

  • Ziba Design(アメリカ)

  • Dreiseitl(ドイツ)

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