今更ながらアラップネタ発掘
- 公開日: 2008/03/30(日) 19:41[JST]
Two Portland Firms Vying For Japanese Stadium (portland architecture)より。
リンク先はポートランドに関する建築ネタのブログ。アラップスポーツ・広島新球場プロジェクトチームの一員である Architecture W と Ziba Design がポートランドの会社なので取り上げた模様。このブログによると、スイスの金融機関である Credit Suisse First Boston (現クレディ・スイス)がArchitecture Wに「広島新球場への投資を考えている顧客がいるのだが、いい設計者はいないか」とコンタクトをとったのだとか。
この記事で注目すべき点は日付。2006年3月12日である。そして、この記事に記載されている球場案は、同年6月にぶち上げたアラップの球場案とまったく同じもの。つまり、アラップは、コンペで辞退した案をそのまま公開したということ。ちなみに、アラップスポーツプロジェクトの代表格としてよくインタビューに答えていたマイケル・ウィニック氏がこの記事に寄せたコメントによれば、この新球場案は2大陸、2島の6つの設計会社による共同プロジェクトとのこと。市の資料とこの記事を合わせて考えると、この6社は以下の通り。
松田平田設計(日本)
Ove Arup(イギリス)
NGOアーキテクチャー(日本)
Architecture W(アメリカ)
Ziba Design(アメリカ)
Dreiseitl(ドイツ)