iPadでWPA2-EAP認証

家の中であちこち持ち歩ける、「カラーでそこそこ解像度の高い」pdf閲覧環境が欲しかったので、iPadを購入。で、うちのばあい、以前書いたように、無線LANをEAP認証のみにしている。だから、何とかして証明書をインストールしなくてはネットワークにつなげないことになる。

で、ぐぐって見たところ、iPhone用連絡先交換サービス(QR Card)& 設定情報等[archive]というサイトにある、iPhone用の解説[archive]を見つけたので、その内容を参考に設定してみた。なお、親機はMacである。

  1. まず、appleのサイトからiPhone Configuration Utility 2.2[archive]をダウンロードしてインストールする。

  2. インストールされたソフトを実行。なお、インストール先は、アプリケーション→ユーティリティ→iPhone構成ユーティリティ

  3. 画面左のリストの「構成ファイル」をクリックして、左上の「新規」アイコンをクリック。

  4. 画面右の、それまで空だったリストに「プロファイル名」という項目が追加されるので、それをクリック。

  5. 「一般」をクリックして、「名前」と「識別子」を適当に入力。

  6. 「資格情報」をクリックして、ルート証明書とクライアント証明書を登録(2018/2/24追記: クライアント証明書だけで大丈夫、というかルート証明書だけでも認証できてしまうのでルート証明書は登録しない方がいい)

  7. 「Wifi」をクリックして、設定。設定項目は以下のとおり。

    • SSID

    • 「セキュリティの種類」: WPA/WPA2エンタープライズ

    • パスワード(証明時作成時のパスワード)

    • 「プロトコル」→「受け入れたEAPの種類」: TLS

    • 「認証」→「固有名証明書」: 「資格情報」で設定したクライアント証明書の名前

  8. 画面左の「〜のiPad」をクリックして、作成した構成プロファイルをインストール

  9. iPadで、「設定」→「Wifi」で無線LANアクセスポイントを指定

  10. ↑で指定したアクセスポイント名の右に有る(>)ボタンをタップして、HTTPプロキシを設定

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Note

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