ピースウイングへの道(9)サッカースタジアム検討協議会
- 公開日: 2025/08/16(土) 15:03[JST]
- 更新日: 2025/08/16(土) 22:35[JST]
(本稿まだ書きかけ)
サッカースタジアム検討協議会は島県サッカー協会、広島県、広島市及び広島商工会議所の四者により要請され、2013年6月から翌2014年11月にかけて計19回(+勉強会2回)開催された。その記録は広島市のサイトに残されている。この協議会は公開会議であり、AFHメンバーのちょっつ氏によるレポートも posfie[1]にまとめられている。posfieまとめへのリンクは以下の通り。
委員
当協議会の委員は以下の通り。肩書は当時のもの。
加藤厚海 広島大学社会科学研究科准教授。専門は経営学。後に教授になり、2025年現在は岐阜大学教授。
加藤義明 広島県体育協会会長。サンフレッチェの後援会会長でもある。中国電力副社長、中電工社長・会長を経てこの当時は中電工相談役
川平伴勅 ひろぎん経済研究所理事長。サンフレッチェ後援会副会長でもある。この年に広島銀行を退職して現職。
小谷野薫 サンフレッチェ社長。後に市長選挙に出馬したが落選し、以降は親会社エディオンの取締役をつとめていたが2021年に退任、顧問となる。現在は日本総合アドバイザリー事務所代表、Jリーグ裁定委員会委員
高木彬子 アンデルセン生活文化研究所相談役。パンの製造、小売りを手掛けるアンデルセングループの創業者。1925年9月1日生まれということで第1回協議会時点で87才。2025年2月99才で逝去。
塚井誠人 広島大学准教授。専門は都市工学。
永田靖 広島経済大学准教授。専門はスポーツ経営学。後に教授となり2025年現在は大阪産業大学教授
野村尊敬 広島県サッカー協会名誉会長。チチヤスの創業者一族で五代目社長。サッカー選手出身でサンフレッチェの創立にも関わっている。
三浦浩之 広島修道大学教授。専門は都市環境デザイン。
山根恒弘 広島市スポーツ協会会長。広島市の工務店である山根木材の会長。市スポーツ協会は広域公園の指定管理者でもある。
鵜野徳文 広島県サッカー協会特任理事。協会ではスタジアム推進部会に所属。自動車プレス部品メーカーのヒロテック社長。
協議会の概要
第1回(2013/6/6)
鵜野委員は欠席
協議会会長を決めるにあたり、永田委員からの提案で三浦委員指名され、委員の賛成をもって就任[2]
三浦委員の指名により、山根委員が副会長に指名され、委員の賛成をもって就任
三浦委員長から現スタジアムの課題等について説明
塚井委員より、市民球場の景観問題について懸念
野村委員、市民球場跡地を前提として進めたいとの意向。市民球場跡地の方針が決まる3月では遅すぎるので最初の4~5回くらいは協議会の回数を月二回程度に増やしてほしいと要望
加藤(義)委員、「球場の跡地に造る場合のデザインというものは、本気で取り組まないといけない。イメージだけでなくて、本当に実感が得られるようなデザインをしなければいけない。来年3月[3]に間に合わせるためには市民球場跡地の検討を先行して行うべき」と主張。
配布資料によれば、エディオンスタジアムのサンフレッチェ分の収入は2009年度が8830万、2010年度が8170万、2011年度が6510万[4]
野村委員、「上競技場は8レーンしかないんですが、国際基準は9レーンです。だから、広島では国際試合はできない。9レーン作らないと世界陸上のような大きい大会は開催できない」と指摘[5]
小谷野委員、ビッグアーチのJリーグの試合では35000人に近づいた段階で発券を止めると発言。
塚井委員、市民球場での試合後の歩道の状態は悪いと指摘。
小谷野委員、観客数が2万人を超えるとシャトルバス等の運営費とチケット収入がほぼ同じレベルになってしまい、飲食収入などで利益を確保する必要があると発言
高木委員、サッカー国際大会後の渋谷での騒乱に言及し、治安に対する不安の見解。それに対し小谷野委員が「あれはサッカーファンのふりをしている人」とコメント。
形としてはそうなっているが、続く山根会長の発言から考えると事前に決まっていたと思われる
市が公式に決めたスケジュールではなく、中国新聞の取材から明らかになったもの
広域公園の会計資料に基づくものなので、年度は4月から翌3月までであることに注意。つまり2011シーズンのホーム開幕戦の収入は2010年度に組み込まれる。試合数[リーグ戦/カップ戦/ACL]は以下の通り。2009年度:[17/2/2]、2010年度:[17/3/1]、2011年度:[18/3/0]
これは間違い。国際陸連のクラスIの競技場でも要求されているのは8レーン
第2回(2013/7/11)
野村委員、広島で国際試合が無いのは個席数が4万人に満たないからと主張。[6] これに対して小谷野委員が試合によっては3万人規模でも可能とコメント。
小谷野委員からサンフレッチェについて説明。
後援会の人数2万人超はJリーグトップ5圏内だが、シーズンパス4000席はトップ10圏外
入場料収入がJ1平均よりも低い
「招待チケットの額面金額を収入に入れて,それから交際費のところで費用計上するというダブルで計上されておりまして,ここの無償招待チケットの金額を無視して,実入りの部分の収入で計ってみますと,実は1614円(観客1人当たりの収入)ということでJリーグ最下位に近い。見ている限りでは,この無償チケットの額面を入れているのはサンフレッチェ広島だけ」
チーム人件費はJ1中位クラスのクラブと比べても低い
前回「42000人入る」とコメントしたが、実際は見切り席があるため36770人が最大。
観客が使用可能な駐車場は広域公園内が1000台分、クラブが借りているところは2200台分。
スタジアムは都市中心部、できれば市民球場跡地に作ってほしい
配布資料 に記載されているとおり、2006年から2012年までの間に熊本・清水・鳥栖で各1試合、神戸で3試合開催されている。ただし当時のビッグアーチの個席数は1900でありこれらのスタジアムよりも圧倒的に少ない。
第3回(2013/8/23)
サンフレッチェ山出コーチからクラブの地域貢献活動について説明
広島県地域政策局都市圏魅力づくり推進課 友道課長よりひろしま未来チャレンジビジョンの説明
広島市都市計画課 藤田課長より島市都市計画マスタープランの説明
野村委員「福岡で4万人級のサッカースタジアム計画が動いている。韓国、中国、日本と。東アジアクラブリーグ、そういうものもやりたいと言っている」
鵜野委員、デトロイトに8年住んでいた経験から中心部の活性化としてのスタジアムを要望
加藤(義)委員も街中のスタジアムを希望
第4回(2013/9/25)
JFAのスタジアム基準の説明
福岡市のMICE(国際会議・コンベンション)への取り組みについて説明[7]
日本政策投資銀行によるスマート・ベニューの説明[8]
鵜野委員、多機能複合型スタジアム[9]をプッシュ
広島市にある大規模用地=スタジアム候補地のリストアップ[10]
中央公園
市民球場跡地
みなと公園
出島東第2野積場
西飛行場跡地
県総合グランド
五日市埋立地
広域公園
小谷野委員、182~185x225mで25000~30000人級スタジアムは可能いう印象。市民球場跡地でも25000人級は十分可能との見解
塚井委員、市民球場跡地の高さ制限に言及。
野村委員、カシマスタジアムで代表選が行われない理由として、アクセスが悪く一回やった時にもうやらないと決めたと発言
小谷野委員、サッカー専用という言葉はネガティブなイメージがあるのでサッカースタジアムという呼称にしてほしいと発言
広島市では1980年代から出島の埋立地にメッセ・コンベンション施設を作ろうとしているがなかなか進んでいない[11]
ここでいう多機能複合型とは、試合を見ない人(例えばあまりサッカーに関心のない付き添いの家族)が消費活動を行うことができる施設のこと
封入体筋炎患者闘病記「広島の都市問題 メッセ・コンベンションシティ構想の今」
第5回(2013/10/15)
高木委員は欠席
スマート・ベニューの主著者の日本政策投資銀行 桂田隆行氏[12]を招いてスマート・ベニューの講義
小谷野委員、MLSをプッシュ。
山根副会長、次回以降はスタジアム規模を決めることを提案
野村委員、昨年サッカー協会で絞り込んだ資料を提出したいと提案
第6回(2013/11/19)
高木委員は欠席(と言いつつ途中で発言の記録がある)
日本政策投資銀行中国支店次長岡田氏より、10月に欧州のスタジアムを調査した結果を報告
欧州は都市中心部は歴史があるためスタジアムを建てることは無く郊外・都市周縁部に建てることが多い
アメリカは都心の治安改善の為中心部にスタジアムを建てることもある
欧州では1980年代から郊外化が進み49%が郊外となったが、その後都市周縁部でのスタジアムが盛り返し55%となっている
中堅スタジアムでも会議室、レストラン、法人向けボックスは作られている
イギリスはクラブが主導してスタジアム周辺の都市開発も手掛けている
Amsterdam ArenAはアムステルダム中心から10kmのところにあり、もともとニュータウン計画が進んでいた土地で、画一的な都市計画から中流層に敬遠され、結果として移民の受け皿になり治安が悪化していた。この対策としてスタジアムを中心とした都市再生計画が立ち上がった。
エミレーツスタジアムは試合日の交通規制を行っている
エミレーツスタジアムは30mの高さ規制があり、視界の悪いボックスルームもある
リールのスタジアムは、開閉式屋根に加え、ピッチが可動式となっており、南北に二分割したピッチを重ね合わせることでコンサートなどのイベントスペースを作ることができる。コンサートは年10回を計画していたが年4回しか実施されなかった。
広島市旧市民球場跡地担当課長の荒神原氏から旧市民球場跡地の制約についての説明
旧市民球場跡地は中央公園の一部で国有地
今年度中により具体化したいと考えている。
都市公園は原則減らすことはできない
中央公園に建てることができる建物の面積は27300平方メートル
カープは市民球場を70日使用した平成20年度は8000万円の国有地地代を支払っていた
市民球場跡地は地下構造物に囲まれているので実際は市民球場の敷地23800平方メートルの範囲で建てる必要があり、普通に立てるなら20000~25000人程度の規模[13]
中央公園芝生広場であれば30000人級スタジアムは可能と考える
広島県港湾空港支援技監 倉本氏よりみなと公園等港湾関係の用地について説明
みなと公園は、サッカースタジアム単体なら問題ないが、複合施設として建てるのであれば用途変更手続きが必要となる可能性があり、その場合は国からの補助金を変換する必要がある可能性がある
出島東第2野積場はみなと公園の南にあり面積は3ha、幅は100mほどしかない。また、サッカースタジアムを建てる場合は用途変更が必要であり、防波堤機能の関係から補助金の返還が必要となる可能性がある。
五日市埋立地は、緑地予定としている土地に建てることになるので用途変更が必要。また、産業廃棄物で埋め立てているため、廃棄物が漏出しないよう配慮が必要
広島県都市圏魅力づくり推進課の中村氏より西飛行場跡地の説明。西飛行場跡地はヘリポートができるので航空法の制約を受けるが、ヘリポートから離れた場所であれば問題ないとの見解
広島県教育委員会スポーツ振興課の粟根氏より県総合グランドの説明。都市公園法で認められている施設の敷地面積の上限を超えており、スタジアムを作るなら既存の施設をなくす必要がある[14]。また、西飛行場跡地と同様航空法の制約を受けるが高さ117m以内ということ。
広域公園について広島市緑政課長の古田氏より説明。広域公園自体は都市公園法上スタジアムを追加可能。駐車場の少なさがボトルネック。
サッカー協会より資料配布(委員のみで非公開)
市民球場跡地の高さ制限は照明についてもかかる。
山根委員より、五日市は難しいのではないかとコメント。
小谷野委員より、広域公園や西飛行場跡地にナショナルトレセンの構想があるとの話。
この根拠として日本平と鳥栖を上げていたがどちらも座席が狭く立見席もあるスタジアム。新しくスタジアムを建てるならもっと厳しい数字となるはず。
県総合グランドの各種施設は都市公園法成立前に出来たので経過措置として認められている
第7回(2013/12/18)
野村委員が欠席
広域公園で開催
前回の各候補地の制約について事前に質問事項を渡し、市・県の担当者より回答
市民球場の日影規制(建築基準法)は、北に隣接するグリーンアリーナと一体の施設として考えることが可能であり不問
市民球場跡地は東西にビルがあるので南北スタンドをピッチ近くに取ると風通しが悪くなり芝の養生に影響が出る
市民球場跡地は滞留スペースの確保が難しい
小谷野委員「カープが当時払っていたのと同じくらいはいけるのではないかと」[15]
小谷野委員「ハノーバー庭園と武道場をつぶさないのなら25000人がぎりぎり。つぶすなら30000人級が可能との見解」
塚井委員「広域公園はアクセスに難があるが滞留スペースについては問題ない。市民球場跡地は逆」
小谷野委員「ヘリコプターが落ちてきた場合に、どういう措置をとるかとか、このマニュアル化というのは、結構大変になるというか。おそらくヘリポートとか飛行場が隣接した所に、あまり野球場とかサッカー場とか、プロの興業をするところは造っていないような感じがします」[16]
山根副会長、出島東第2野積場と県営グランドを候補から外すことを提案。塚井委員、川平委員も賛同。三浦委員長も賛同し候補から外すことが決定。
永田委員、みなと公園は補助金15億返還が必要なので[17]候補から外してはと提案。
これは小谷野委員がスタジアム使用料と国有地地代を混同している。カープが払っている使用料はもっと高い。小谷野委員の趣旨としては意味8000万円程度の使用料であれば払えるという意味。
福岡とか味スタとか飛行場のすぐそばのスタジアムもある
15億はみなと公園の10ha全域を使用した場合の返還額。一部しか使わないのであればもっと少なくなるはず。
第8回(2014/1/14)
ガンバ大阪 野呂社長を招いて吹田スタジアムの解説
法人による募金は全額損金算入できる
個人による募金はふるさと寄付金の扱いになり所得税から控除される
自治体との連携は不可欠
環境アセスメントに17か月かけている
ガンバの試合だけなら3万人でよいが、ワールドカップクラスの国際大会をやりたいので4万人級にこだわった
隣に複合施設(ららぽーと)ができる。完成時期はスタジアムとほぼ同じ。
関西大学宮本教授[18] による経済効果の試算は960億/10年
210x160mと4万人級としてはコンパクトな設計になっている[19]
現在集まっている寄付金のほとんどは企業からで80屋ほど。個人からは3億程度。
(三浦会長の用途地域は何かという質問に対し)公園だろうと回答[20]
寄付金は地元企業は100万円から多くて1000万円くらい。億単位の寄付金は親会社や大手スポンサーから。
駐車場は元々10000台規模だったがスタジアム建設に伴い減って9000台。商業施設は別途4100台の駐車場を整備予定
ランニングコストは数億円程度と試算。鹿島アントラーズからはサッカーの試合だけで賄えるようにしないといけないとアドバイスをもらっている[21]
コンスタントに24000人程度の観客動員であれば採算がとれる
小谷野委員よりスタジアムと近郊の空港の資料を提出[22]。ほとんどのスタジアムは空港から離れていると指摘。
宮本勝浩氏。2006年4月より関西大学教授。前職の大阪府立大学時代から毎年のように阪神優勝の経済効果を試算していたことで一部では有名。2015年3月に関西大学を定年退職し、2025年現在では大阪府立大学および関西大学の名誉教授
ゴール裏10m、スタンド-タッチライン間が7mということで、建築面積は23350平方メートル。観客1人当たり0.58平方メートルということになる。フクダ電子アリーナが16000平方メートルに対して19781人なので観客一人当たり0.81平方メートルとなる。
これはおそらく野呂社長の誤回答。万博公園は公営ではないので用途地域上の都市公園には該当しないはず。
ちなみにカシマサッカースタジアムの指定管理料(実質自治体からの赤字補填額)は年間5700万程だったと記憶している。スタジアムが現在の規模になったのは2002WCの都合でありアントラーズが希望したわけではないことを考慮するならば妥当な数字だろう。なお、2025年現在では指定管理料は0であるが、代わりにこれまで県が直接やっていた修繕工事について、県がお金を払って指定管理者(アントラーズ)に委託し、工事費用を圧縮できた差分を指定管理者の収入とすることができるようにしている[23]。つまり、県からの支援は形を変えて継続されているといえる。
松本空港-アルウィン1.9km、福岡空港-博多の森球技場2.3kmと空港に近いスタジアムに限って数値がおかしい。もちろん空港は数千メートル級の巨大施設であるので距離に幅が出るわけだが、前回の協議会で小谷野委員はヘリコプターの墜落を懸念材料としていたのだから滑走路までの最短距離とすべきだろう。私がマピオンのキョリ測というサービスでフィールドの中心から滑走路までの最短距離を測ったところ、松本は533m、福岡は808mであった。極めつけは調布飛行場-味の素スタジアムを4.6kmとしているところで、滑走路までの最短距離は450mほどとなり10倍も大きい数字を出している。自分は隣のアミノバイタルフィールドでアメフトの試合をよく見ていたが、小型機が頻繁に離着陸していた。実際に2015年に墜落事故も起こしている。
第9回(2014/2/26)
鵜野委員は欠席
日本政策投資銀行中国支店新井氏、岡田課長より資料提出、説明
各候補地にスタジアムを置いた場合の検討結果。スタジアムは2万人級と4万人級。2万人級は仙台のユアテックスタジアムがベース[24]。4万人級はカシマスタジアム。
旧市民球場跡地は2万人級がぎりぎり収まる。みなと公園と西飛行場跡地は4万人級が可能。中央公園も2万人級と想定しているが東西方向への拡張は可能との認識。
旧市民球場跡地は多機能化は難しい
中央公園は住宅地などが近接しているので日影対策で高さ制限が入る可能性を指摘
スタジアムの高さはカシマが49.5m、仙台は27.5m
野村委員より2万人級は希望していない(もっと大きいスタジアムが必要)、なぜ比較対象に25000人級の神戸[25]を上げなかったのかと指摘。2万人はオリンピック、なでしこ含めて開催できないので不可との見解。
小谷野委員より、武道場など地下構造物を除去すれば3万人級は可能と一級建築士の見解ありとコメント。
小谷野委員、ヘリポートと近接したスタジアムに関するJリーグからの回答を提示し、西飛行場は好ましくないとJリーグも考えていると指摘。
実際のユアスタはラグビー可能とするためにフィールド面積が広いが検討案ではピッチサイズをサッカーサイズに抑えてコンパクトにしている。
実際はノエビアスタジアムは30000人級
ただこの回答、一般論に終始しておりヘリポートからどれだけ離せばいいのかといった具体的なところまで踏み込んでいない。今回の協議会で西飛行場跡地の場合スタジアムは南端となり1000m以上離れることになるわけで、福岡、味スタ、松本よりも遠くになる。
第10回(2014/3/26)
中間とりまとめ案に対して議論を行った
とりまとめ案の内容としてはこれまでの協議会の内容を振り返ったもので、特筆すべきトピックはない
小谷野委員より、建築士からの売り込みとして、今の技術なら武道場を壊さずに3万人級も可能との売り込みもあるとのコメント。
野村委員はA代表の試合ができる規模のスタジアムを希望
小谷野委員は3万人級での検討を提案
野村委員、旧市民球場跡地は武道場の作り直しでの対応を検討
小谷野委員、東京オリンピック、女子ワールドカップの会場を想定したい
第11回(2014年4月28日)
事務局より、サッカースタジアム検討に係る調査業務仕様書の提出
小谷野委員、スタジアムの規模を3万人級に絞るべきとの見解
これに対して川平委員が疑問、現時点では幅広く考えるべき
野村委員、代表選の観点から3万人級を希望
第12回(2014年6月11日)
塚井委員は欠席
調査業務は日本総研・復建調査設計グループが受託候補者に選定
受託候補者よりプロポーザルの進め方について説明、質疑応答
第13回(2014年6月30日)
三浦会長、山根副会長、西飛行場跡地は候補から外してもいいのではとの見解。他の委員も賛同し以降の検討から外すことが決定。
小谷野委員、市民球場跡地のスタジアムの活用策として8月6日の平和式典の会場としての利用を提案
高木委員、にぎわっていることと実際の購買とは必ずしも結びつかないと指摘