サーバ入れ替え中(1)
- 公開日: 2009/09/21(月) 08:17[JST]
今使っているサーバの調子が今ひとつ悪い(でかいファイルにgzipかけただけで再起動したりとか)。無理やりATA-SATA変換アダプタを小さいケースに詰め込んだのが災いとなったか・・・ と、いうことでサーバの入れ替えを敢行中。えっと、前回入れ替えたのは2005年の12月だから、3年と9ヶ月ぶりの更新か。
マザーボードはインテルのD945GCLF2にしてみた。Nano系のマザーボードとどっちにするか迷ったのだが、Atom 330はデュアルコアなことが決め手になった。OSはもちろん使い慣れたFreeBSD(AMD64)。メモリは最大の2G、ハードディスクは冷却効率を考えて小さな2.5インチをチョイス。容量が160Gなんで今のサーバよりも小さくなっちゃったけど。
折角なので、今回はきちんとサーバの設計を行うことにした。今までは行き当たりばったりで作ってたからなー。とりあえず、jailのそれぞれにどのサーバ機能を割り当てるのかとか、バックアップを考慮したパーティションの設定とかを。
で、まず、FreeBSDのインストール。まず、バックアップからのrestore用の7.2-Releaseを入れ、その後にサーバ用のRELENG_7.2を入れる。この時、FDISKでFreeBSDがインストールされたスライスをset activeしないとブートローダが立ち上がらないので注意。
んで、次にrootで使用するcshの設定。uguisu.skr.jpの記事を参考に、以下の項目を ~/.cshrc に追加する。上三つはファイル名補完用で、下のやつはCtrl+dでのログアウト防止用。
set autolist set filec set autocorrect set ignoreeof
さらに、 ~/.cshrc の set prompt = で始まる行を、
set prompt = "[`/bin/hostname -s` %c]# "
として、bashのFreeBSDデフォルトと同じ状態にする。
続いて、sshdの設定。まず、普通にパスワードでsshログインして、 ~/.ssh ディレクトリを作ったのち、クライアント機から、RSA公開鍵を ~/.ssh/authorized_keys という名前でコピー。鍵方式でログインできることを確認したのち、パスワードでログインできないように /etc/ssh/sshd_config を編集。変更箇所は以下のとおり。
# ボートを22番に固定 Port 22 # 特定のIPアドレス宛のSSHコネクションのみ受付 # (jailが起動してない時に外からアクセスされないようにする) ListenAddress サーバのIPアドレス # rootでのsshログイン禁止 PermitRootLogin no # バスワードによるsshログインの禁止 PasswordAuthentication no ChallengeResponseAuthentication no
以上の作業が完了したら、 # /etc/rc.d/sshd restart でsshdの再起動。
続く。