Xubuntu12.04: FluxboxでGTKのテーマ設定
- 公開日: 2014/05/11(日) 20:38[JST]
Fluxboxは軽量かつシンプルでそこそこの機能を持ったウインドウマネージャで、私のお気に入りのLinuux/FreeBSD GUI環境である。
しかしながら、デフォルトの状態ではちと不満が。GTK2/3ベースのアプリケーションの外観が"Redmond"というWindowsライクなものに固定されていることだ。いや別にWindowsライクでも構わないのだが、タブ表示を行うアプリケーションにおいて、どれがアクティブなタブなのか分かりづらいのだ。特にGnome-TerminalやGeditではこの欠点は結構痛い。
で、調べてみた。
GTK2のテーマ設定
gtk-chthemeをインストールして実行。
GTK3のテーマ設定
まず、gnome-settings-daemonとgnome-tweak-toolをインストールしておく。
次に .fluxbox/startup の、 exec fluxbox の前の行に、 gnome-setting-daemon & という行を追加する。で、一旦ログアウトして再度ログイン。そうすると、gnome-tweak-toolを使ってGTK3のテーマを変更することができるようになる。
(2015/2/11追記)
Xubuntu14.04だとGTK3に関するこのやり方は不適。というのもgnome-settings-daemonが起動するとfluxboxの背景画面をXubuntuデフォルトのものに置き換えたり、fluxbox側で設定したxmodmapをリセットしたりしてしまうからだ。ぐぐってみたところ、ubuntu forumsに解決策が記載されていた。つまり、 /usr/share/themes/所望のテーマ/gtk-3.0 のシンボリックリンクを ~/.config/gtk-3.0 に張ってやればよい、ということだ。