シャレオ問題3
- 公開日: 2006/02/26(日) 10:10[JST]
- 更新日: 2020/01/05(日) 12:26[JST]
梅田と岡山駅前について。
梅田については、地図を見れば一目瞭然だろう。 市営地下鉄梅田駅、東梅田駅、西梅田駅、阪神電鉄梅田駅、そしてJR東西線北新地駅。これらの地下駅が円を描くように配置され、その円の中には阪神百貨店や大阪駅前ビルなどの商業施設が林立する。
このエリアのど真中にはディアモール梅田が、東側にはホワイティうめだが形成されている。また、西梅田から南には、ドージマ地下センターが伸びている。
ディアモール梅田は、JR大阪駅南にひろがる商業ビル群と地下駅とを連絡する地下通路として機能する。各ビルの地下フロアとディアモールとは連絡しており、駅からビルまで、地上に出ること無く移動することができる。また、東西線北新地駅と阪神梅田駅とを繋ぐショートカットコースでもある。
ホワイティうめだはJR大阪、阪急梅田、阪神梅田、地下鉄梅田、東梅田を相互連絡するようになっている。また、このエリアは阪急系の商業施設や、各種商業ビルが並ぶエリアでもある。
ドーチカは、西梅田、北新地と、ビジネス街である堂島地区とを繋ぐ地下街である。
このように、梅田の地下街は、地下駅と商業ビルとを直結するラインや、地下駅とビジネス街を結ぶ地下道としての機能を有する。各地下駅が多大な乗降者数を有しているため、極めて通行量が多く、地下道に商店を併設するメリットは大きい。
続いて、岡山一番街。ここは、JR岡山駅東口のバスターミナル地下に形成された地下街である。
JR岡山駅は、(近郊線では無い新幹線と瀬戸大橋線をのぞいても)山陽本線、宇野線、赤穂線、吉備線、伯備線、津山線が乗り入れる一大ターミナルであり、乗降者数は12万人/日である(広島駅は14万人/日)。また、岡山駅の改札は地下に形成されている。
Wikipediaによれば駅ビルの代替として地下街が形成されたとのことである。(2020/1/5追記: 要出典だったためか現在ではこの記載は削除されている)
また、岡山駅東口には、南北に走る片側3車線の道路(市役所筋)が走っており、高島屋や路面電車の電停は、この道路の対岸にある。また、駅前の近くには横断歩道が無い。以上のように、岡山駅の場合、改札からどこに行く場合も、必ずと言っていい程地下街を通ることになる。また、岡山の中心商業地区は天満屋のある表町といわれるエリアであり、岡山駅地下改札→地下街→バスターミナル→表町という人の流れが確立されている。