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広島新球場:屋根はあきらめれ

前にも書いたけど、ヤード跡地ってそんなに使い勝手のいい土地じゃない。南北方向が短いし、南西部と東部、南側の一部(南蟹屋2-4の東端)が住宅地で、ここからはスタンドをそれなりに(味の素スタジアムあたりの事例を見る限りでは少なくとも80メートル)遠ざけなきゃなんない。

これに、将来の屋根かけの為のスペース確保と、興行上の制約(単価の高いバックネット裏を広島駅から遠ざけるのはよろしくない)なんかを考慮すると自由度は殆ど無い。これだけ制約が多いと、たぶん、どこが設計しても、竹中案からそんなに隔たったものは出来無い。一塁側二階席を削ってレフトスタンドを増やすのが関の山。(一塁側内野とレフト外野の大半がホーム、三塁側内野とレフト外野の一部がビジター、ってのもアンバランスではある)

んで、はっきり言うと、広島で屋根かけなんてあと20年は無理です。屋根かけの建設費と維持費をどこが出すのかと言うと、結局カープの球場使用料から捻出するしかないわけで、その場合、球場使用料が現在の年間6億から13億くらいに跳ね上がることになる。このお金をカープが十分に支払えるだけの経営状態になって初めて屋根かけが可能になる。

(続きあり)


再コンペはちょっと非現実じゃないかな

中国新聞より[archive]そりゃ竹中案が万全とは思わないけど。

現実問題として、球場建設に実績のある大手ゼネコンが竹中以外パージされちゃったわけだから、コンペをやり直すとしても半年後。それだったら竹中案に修正を迫った方が現実的でしょ。

あと、元ちゃんが不満を言っているけど 。うん、確かに38メートルは高すぎる。でも、千葉マリンの一番高いところの席も30メートル超だから。32-3メートルくらいならそれなりに観戦できると思うよ。


西宮球場のよさについて

広島新球場関連でいろいろと他の球場を調べているのだが、改めて実感できるのが西宮球場(プロ野球倶楽部さんの西宮球場のパンフレットより)の出来のよさ。スタンド上の出入口が下にあって邪魔かも、という部分はあるものの、座席の配置が絶妙。二階席もちゃんと設計しているし。グランドも、センターは119メートルとやや狭いものの、ラッキーゾーンを取れば両翼は99.1メートルで合格点。開業当初は内外野天然芝だったし。

(続きあり)


広島新球場に関する私のスタンス

私が最も重視しているのは「カープが収益を得やすいような球場であるか」という一点に尽きます。観戦者や応援者にとって如何に素晴らしい球場であっても、主テナントであるカープの経営の足を引っ張るような球場であってはなんの意味もなしません。

(続きあり)


広島新球場に付いて

とりあえず、竹中案ベースで行くことになった模様[archive]

(続きあり)


新球場案の感想

日本優勝おめ。ってことで、前々記事前記事で触れた新球場案の感想をば。

結論から先に言うと、それなりにまとまっているけど、いくつか修正した方がいいかな、というのが感想。

(続きあり)


新球場案の詳細

RCCのニュース(リンク切れ。URL: http://news.rcc.jp/rcc/news/htm/NS012200603201513590.htm)が今のところ一番まとまっている。また、宮本健司広島市議のブログにも詳細の一部が記載されている(何故かこの記事に限ってコメント・トラックバック共に不可)。

(続きあり)


広島新球場案でました

広島テレビのサイトにあるニュースにて竹中工務店案が公開されています。

今の所分かっている特徴は、

  1. 内野席にアーチを設けており、これは将来開閉式屋根をつける際のフレームとしても利用可能。

  2. レフトスタンドは芝生席

  3. ホームが北西向き、線路と三塁側内野席が接している構造。

(続きあり)


広島新球場が急転

防衛庁の談合に絡み、三月十九日に予定されていた選考会に参加する予定だった四企業体のうち三企業体が失格、残る一社も参加するゼネコンを変える必要あり、とのこと。ネタ元は中国新聞[archive]

こりゃ、最悪また白紙化かねぇ。

さて、平野博昭広島市議のコラムが更新されていたので、それについても触れておく。

(続きあり)


広島新球場に進展

ネタ元は平野博昭広島市議のコラム[archive]

新聞報道では4件の案が示された[archive]ということのみが分かっているのだが、その中の最有力案が市議の言う所の、「ホテルと球場を一体化した施設」ということなのだろうか。尤も、市議のコラムは裏を取っていない怪文書レベルのネタだったり、以前指摘したように明らかな事実誤認が含まれていたりすることがあるのでいまいち信用出来ないのだが。

(続きあり)



Note

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