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【専スタ@広島】みなと公園は都市公園じゃない?

公園にスタジアムを作るに当たって問題となるのが都市公園法。法4条第1項と施行令6条第2項によれば、都市公園に建てることが出来る建築物の建築面積は公園面積の12%が上限。また、施行令8条によれば運動施設の敷地面積は公園面積の50%が上限。

さて、宇品にあるみなと公園は面積48000平方メートル(周辺の駐車場とか含めると10万平方メートルに達するらしい)。ここが都市公園だとすると、周辺の土地を含めたとしても、法律の基準内でできるスタジアムの規模は15000~20000人級が上限となりそうだ。

で、みなと公園は都市公園なのかというと、

ということで、みなと公園は法律上の都市公園ではない、という可能性もあるように思われるがどうだろうか。


サンフレッチェらによるスタジアム案・感想その2

シンポジウム[archive]を見た高槻熊さん(リンク切れ URL: http://ameblo.jp/esora0714/entry-11539028104.html)とふがじんさんのブログにシンポジウムのスライドが載っていたのでそれを見た感想を。

結論から言っちゃうとあの案はやっぱりありえない。多分クラブもそのことは理解してて、行政と協議する時はより現実的な案を出してくるんじゃないかな、とは思うけど。

(続きあり)


「やる夫で学ぶJリーグの旅 スタジアム編」について

やる夫で学ぶJリーグの旅はJリーグ各チームの魅力を非常に面白く紹介しているスレで、私なんかもこのスレを読んだ結果平塚まで(伊勢原から7キロほど歩いて)試合を見に行っちゃったりしたり、鳥栖のテルコ問題を知ったのもこのスレから。ちなみに、このスレの作者さん=このスレをまとめている「泳ぐやる夫シアター」管理人さん、とのこと。

さて、表題の「スタジアム編」。うん、サポーター心理として専スタが欲しい、ってのはよく分かる。でも、今回元ネタが(たぶん)ネット上の(専用スタジアム推進を希望している人達の)主張なんで、ちとバイアスかかってるかな、と思った次第。とりあえず自称スタヲタの私が調べてたことをベースに「こんな切り口もあるよ」てのを書いてみようかと。作者さんも「異論・反論・議論など、どうぞご自由になさってください」と書いていることだし。

(続きあり)


【専スタ@広島】サッカースタジアム付き文化・芸術施設兼イベント広場の可能性

3月21日に書いたエントリに沿って、標記の施設は可能か、という検討をしてみた次第。ベースは1月26日に書いたスタジアム案。1月26日の案に対する変更点は下記の通り。

  • 前回作った案はアメフトにやさしく無かった(アメフトは選手がサッカーで言うところの両タッチライン沿いにずらっと立って並んでいるのでスタンドの高さと傾斜が必要)。「多様な小規模スポーツイベントに向いたスタジアム」というコンセプトは変えたくない。そこで、メイン・バックスタンド一階席を嵩上げした(奥行きは変えない)。その結果、自動的に二階席の奥行きが短くなった。

  • バックスタンドの外側に文化・芸術施設用の建物を作る。場内のコンコースを広めに取っているので、コンコースの一部を入場前の待機エリアとして利用する(前回案の東側待機エリアまで建物が来るイメージ)。前回案の「見えるスタジアム」コンセプトはなくなってしまったがしょうがないか。

で、ざっとモデルを作って見たところ、幅17メートル奥行き120メートル、地上5階地下1階で延床面積12000平方メートルを確保することができた。一方、アメフト対応にしたことにより、メイン・バックスタンドの二階席をそれぞれ3500席程度に減少せざるを得なくなったため、スタジアムのキャパは20000人強程度に減少。

(続きあり)


跡地の方針は「広場+文化芸術施設」へ

2013年3月18日付中国新聞記事[archive]より。

まあ、行政側からすればそんなにおかしな選択じゃない。跡地委員会で出た文化芸術施設(延床面積20000平方メートル程の建物)はちと盛りすぎだろうとは思うが、仙台メディアテーク(年間100万、うち図書館以外で40万)みたいな前例もあるし、建物部分を現実的なレベルに縮小した上でイベント広場と組み合わせれば賑わい創出手段としてそんなに悪くはない。近隣の老朽化した教養施設(中央図書館、こども図書館、青少年センター)を建て替える際の土地を確保しておく、というのも分かる。鯉党のひろしま街づくり日記さんの意見に結構同意。

(続きあり)


サッカー場でサッカーをみてわかったこと

先週は陸上競技場でサッカーをみたわけだが、「だったらサッカー場でのサッカー観戦と比べてみないとね」ということで、昨日は大宮、NACK5スタジアム[archive]でサッカーを観戦した。座席はバックスタンド側指定席(前から7列目)。以下、感想。

(続きあり)


サッカーを実際にみてわかったこと

昨日平塚競技場に行って湘南ベルマーレvsサガン鳥栖を見てきた。なんで湘南かというと、やる夫で学ぶJリーグの旅のノリが面白かったから。伊勢原駅から歩いて(片道7キロほど)行き帰りしたのでちと疲れたが。で、試合を見てわかったこと。

  • スペクテータースポーツとしてのサッカーの面白さは「人とボールの流れ」に尽きると思った。なんで、スタジアムでピッチ全体を俯瞰しながら見ないとなかなかその面白さは分からない。裏を返せばTV Friendlyじゃないスポーツだとも言える。

  • 場内広告は基本的にメインスタンドから(というか多分テレビカメラから)見られることを前提に配置されている。メインスタンドには広告はほとんど見当たらなかった。

  • 場内広告は、タッチライン沿いやバックスタンド中央最前列などの「最もテレビ写りのいい」場所はリーグ公式スポンサー。ゴール裏やバックスタンド最後方等それ以外の場所がクラブスポンサー。

  • メインスタンドから見ていた&スタンドのキャパが小さいせいもあるとは思うが、トラックはあまり気にならなかった(ゴール裏はさすがにピッチから遠すぎると思うが)。

(続きあり)


【悲報】商工センターの可能性消える【専スタ@広島】

いやまあ商工センタースタジアムは私が妄想していただけですが。

中国新聞より(リンク切れ URL: http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201303050021.html)

広島市は、西区扇2丁目にある市有地5・5ヘクタールを一般競争入札で民間に売り出す。1989年7~10月に開かれた「海と島の博覧会・ひろしま(海島博)」のメーン会場の跡地の一部で、予定価格は33億9千万円。売却益はJR広島駅南口(南区)の再開発などの事業費に充てる方針でいる。


【専スタ@広島】サッカースタジアムの費用負担を考えてみる

てことで、拙作のスタジアム案の費用負担を妄想してみる。

まずランニングコストから。旧広島市民球場跡地委員会の最終報告案によれば、ランニングコストはユアスタが1億、ベアスタが1.1億/年。拙作のスタジアム案はベアスタと収容人員数が同レベル(ベアスタは立ち見席込)、ただし建築面積が2割増し(ベアスタは建築面積約10000平方メートル)で一方延床面積は半分程度。なんで1億2000万/年程度と見積。

このコストはアマチュアでの利用やプロサッカーによる集客の貢献を考慮してクラブと行政で折半あたりが妥当なところか。これに加えて国有地地代が年2000万程かかるけどこれはクラブが持つのが道理。クラブのランニングコスト負担は年8000万程度とみる。

(続きあり)


【専スタ@広島】サッカースタジアム+イベント広場+音楽ホール

前作ったスタジアム案はサッカースタジアムとイベント施設、それにスポーツチャレンジフィールドを兼ねられるようになっている(というよりは、イベント施設とアマ用競技場に最適化して、それに合わせてプロサッカー用の設備を追加したイメージ)。そのため、文化芸術以外の需要は一通り満たせるようになっている。

これに文化芸術施設を付加することは出来るのか、というと…

(続きあり)



Note

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