まいばすけっとの魅力
- 公開日: 2022/08/18(木) 22:30[JST]
- 更新日: 2022/08/20(土) 10:47[JST]
講談社マネー現代の安すぎて逆に怖い… コンビニキラー「まいばすけっと」の驚愕のカラクリ という記事、なるほどと思う部分もある反面、違和感も感じる。これは、記事の著者がコンビニ的な利用を想定しており、それゆえに「激安」というところを前面に出しすぎているためだろう。
実のところ、まいばすけっとの価格はイオン系スーパーとしては標準的、あるいはちょい高くらいである。記事中ではプライベートブランド・トップバリュの58円(税抜)のドリンク(500mlでまいばすけっと限定商品)が挙げられているが、他のイオン系スーパーではちょっと大きい525mlのものが58円、緑茶、濃い緑茶、ウーロン茶、麦茶に至っては525mlで48円である。まいばすけっとが安いというより、コンビニがその性格上割高なのだ。
私自身毎日一回、多い日は2~3回まいばすけっとで買い物をするヘビーユーザーであり、この前10店舗ほど回って色々な知見を得たのでまとめてみようと思った次第。
Xubuntu22.04LTSへのアップグレードでハマった
- 公開日: 2022/05/04(水) 21:39[JST]
- 更新日: 2022/05/05(木) 09:03[JST]
自分はメインの作業環境としてUbuntu派生のXubuntu を使っている[1]。Ubuntu系のディストリビューションは基本的に毎年4、10月にバージョンアップされるのたが偶数年の4月に出るものはLTSという長期サポート版なので基本的にこちらを入れるようにしている。
で、今日20.04LTSから22.04LTSに上げたところ色々手間取ったので記録を残しておく。
Macで親指シフト(2022年版)
- 公開日: 2022/04/23(土) 21:21[JST]
- 更新日: 2022/04/24(日) 22:03[JST]
これまで2009年秋に買ったMacbook Proを居間用ネットサーフィン機兼初代iPad母艦として使っていたのだが、サポートされているOSは10.11"El Capitan"までで2016年9月にサポート終了。使用するアプリはほぼFirefoxとターミナルなのでさほど不便も感じずに使い続けていた。
ところが最近discordを使うようになり、El Capitanで使えるバージョンのFirefoxではdiscordが使えないということが分かったのでようやく重い腰を上げて買い換えることにした。機種はM1 Macbook Airの一番安いやつのメモリを16Gにしたもの。なお、Macbook ProはFireWireを使ったビデオ取り込み・編集機として今後も時々使い続ける予定。
私の日本語入力環境は、Nicola-F式という親指シフト+コロンでバックスペースというキー配列である。これまではKarabinerというリマッパーを使っていたのだが、当時とはKarabiner自体の仕様が大きく変わった[1]ため、やり方を記録しておくことにした。
名前も"Karabiner-Elements"に変わった
wwwにおける日本語エンコーディングの変遷
- 公開日: 2022/04/10(日) 23:53[JST]
- 更新日: 2022/05/05(木) 09:41[JST]
主にwwwで使用される日本語のエンコーディングは歴史的な経緯(後述)から互いに互換性の低い複数のものが併存していた。ブログを現行のシステムに移行する際過去の自サイトをWeb Arhiveで調べていたのだが、ある時期ISO-2022-JPでHTMLを記述していたことを思い出した。
確かその時は何か理由があってそうしていた(その時はLinuxを主に使っており、ISO-2022-JPが使えるエディタを他のディストリビューションから拾ってきて使っていた)はず。その理由を自分なりに調べ直してみた次第。
Dサブコネクタ採用インターフェースをまとめてみる
- 公開日: 2022/01/02(日) 07:51[JST]
- 更新日: 2022/01/02(日) 07:52[JST]
Facebookに投稿されていた各種インターフェースの画像(https://www.facebook.com/666222968/posts/10159459139302969/?d=n)を見て、あれがないこれがないと思いつつ色々な用途に仕様されている各種Dサブコネクタ(9、15、25ピン)をまとめてみようと考えた次第。
渡辺保裕のバンドッグス三部作を振り返る(4)異世界三冠王
- 公開日: 2021/12/11(土) 15:24[JST]
- 更新日: 2022/11/05(土) 12:33[JST]
第三作にして現時点での最新作が「異世界三冠王」である。前二作とは代わり、最近流行りの異世界転移・転生ものであり、それに野球を絡めたというもの。
概要
「異世界三冠王」は名門チーム「関東バッドッグス」の4番にして三冠王7度の大打者・鳥倉雲平(とりくら・うんぺい)を主人公とする全18話・単行本2巻の作品である。週刊漫画ゴラクに2021年3月から7月にかけて連載された。各話のタイトルは「〜の三冠王」で統一されている。
タイトルの通り、JRPG風のファンタジー世界(ただし魔法はない)に転移した主人公が、降りかかる様々な困難を野球によって半ば強引に解決しながらチームメンバーを揃えていく、という内容となっている。ナインが揃ったところで完結となった[1]。
最終ページでは「第一試合・完 第二試合の開幕にご期待下さい!!」となっており、また続編への伏線にも触れられている。
渡辺保裕のバンドッグス三部作を振り返る(3)火の球 FIRE BALLER
- 公開日: 2021/11/28(日) 14:14[JST]
- 更新日: 2022/11/03(木) 09:54[JST]
続いて第二作「火の球 FIRE BALLER」。
概要
本作は、入団三年目のシーズン中に無償トレードでお荷物チーム・東京バンドッグスに移籍した投手・鮎川千早を主人公とする。別冊漫画ゴラク(当時は1日、15日発売の月2回刊)に2004年10月から連載されていた。単行本は1巻のみで8話掲載。当時の2chのスレッドを見ると、第8話は12/1に発売された号に掲載されており、単行本未掲載のエピソードが5話あるようだ。
(2022/11/3追記)国会図書館で単行本未収録の5話を確認したのでその内容も追記する。(追記終わり)
前作とは異なり、野球選手としても、また精神的にも未熟な主人公がライバルとの対決を経て成長していく、というストーリーにしたかったのだろうと思うのだが、2巻が出るだけの話数になる前に打ち切りとなった。
渡辺保裕のバンドッグス三部作を振り返る(2)熱球時代
- 公開日: 2021/11/23(火) 15:58[JST]
- 更新日: 2021/12/04(土) 09:44[JST]
ということで、まずは第一作「熱球時代」の紹介を。
概要
「熱球時代」は名門野球チーム「東京バンドッグス」の主砲・高千穂麦造(たかちほ・ばくぞう)を主人公とする全8話・単行本1巻の作品であり。各2話が前後編となっており、4つのエピソードから構成されている。
各エピソードには他チームのライバルや同僚選手にスポットライトが当てられ、主人公との関わりを介して彼らの活躍が描かれる。
なお、各エピソードは掲載順の時系列であるとは限らない(後述)。
渡辺保裕のバンドッグス三部作を振り返る(1)はじめに
- 公開日: 2021/11/23(火) 11:13[JST]
バンドッグス三部作とは、渡辺保裕氏による「漫画ゴラク等日本文芸社の雑誌に連載されていた、架空リーグの架空野球チーム『バンドッグス』に所属する野球選手を主人公とする一連の漫画作品」に対して私が勝手につけたタイトルである(無論今後4作目が登場する可能性は充分にある)。具体的には以下の三作が該当する。
熱球時代(2003〜2004年、別冊漫画ゴラク連載)
火の球(別冊漫画ゴラク2004年8月号〜12月号連載)
異世界三冠王(週刊漫画ゴラク2021年3月〜7月連載)
渡辺保裕氏と言えば芝居がかった癖のある演出が特徴であり、そのアクの強さが魅力の一つである。加えて、野球マンガにおいてはプロ野球ファンである氏による確かな知識と深い愛情もあいまって野球マニアには堪らない作品群となっている。氏による野球マンガの代表作はコミックバンチのローンチタイトルでもある「ワイルドリーガー」だが、こちらは実在のセ・リーグに主人公率いるオリジナル球団を登場させたものである(「野球狂の詩」「ドカベン スーパースターズ編」「やまだたいちの奇蹟」などと同様)。これに対して、本三部作はいずれも、NPBの代わりに架空リーグがある世界観となっている。
IBM-PCのシリアル・パラレルポートの変遷
- 公開日: 2021/08/24(火) 12:18[JST]
- 更新日: 2021/08/27(金) 07:52[JST]
PC用シリアルマウスのプロトコルを調べていく過程で、初期(1980年代)のPCのシリアルポート・パラレルポートの仕様か割とコロコロ変わっていることが分かったのでまとめてみる。なお、特に記載のない限り、参照した資料はJeff Parsons氏のPCjs Explorerに掲載されているものを使用した。